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2016.10.26 06:15

天皇賞「オイシイ馬券」を演出する条件は整った!? 人気落ち確実だが軽視は危険。「王者」ラブリーデイの巻き返しに期待
編集部

昨年は重賞を6勝(うちG1は2つ)し古馬路線を席巻。2015年度の『最優秀4歳以上牡馬』に選ばれたラブリーデイ(牡6歳、栗東・池江泰厩舎)が、C.ルメール騎手とのコンビで連覇に挑む。
2400mでも勝ち鞍はあるが、全9勝のうち7勝を1800m~2200mで挙げている事からも、距離面は2200m以下がベストと思える。昨秋の天皇賞・秋(G1)を勝っているように、東京の2000mは本馬が力を発揮しやすい絶好の条件といえるだろう。
昨年と同様、今年も京都大賞典(G2)から始動。惜しくも3着に敗れはしたものの、陣営が「次に繋がる楽しみなレースができた」と語っているように、休み明けという事を考えればまずまずの内容だったといえるだろう。
休み明けを、ひと叩きして気配は上昇ムード。調教に跨ったC.ルメール騎手も力強い走りに納得の様子で「前走以上の状態にある」と高評価している。前走からの上積みの大きさを感じさせる動きに、本人も「チャンスあり」と考えているようだ。
本レースが終わると、G1レースは年末に向けて2400mのジャパンC・2500mの有馬記念と距離が伸びるだけに、陣営としてもココは確実に獲っておきたいはず。天皇賞・秋に懸ける思いが他陣営より強い事も当然で、夏の休養を挟んで入念に仕上げてきた事は間違いない。
しかし今年は未だ0勝。すべてのレースで連対を外しており、3連勝と破竹の勢いを見せ1番人気に推された昨年と状況はまったく違う。
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