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「ムーア様」にはひれ伏すしかない。天皇賞で不安多重のマイル王モーリスだが、ファンは鞍上の「威光」に逆らえず?

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mo-risuyasuda.jpgモーリス(競馬つらつらより)

 30日の天皇賞・秋(G1)で主役の1頭として人気になりそうなモーリス(牡5 美浦・堀厩舎)。マイルでは敵なしの実力と成績を引っさげ、2000mでの2階級制覇を狙いにきたわけだが……。

 この馬が人気をすると確信できる理由は、何もモーリスが強いに違いないからだけではない。鞍上に世界的名手、英のR.ムーア騎手が騎乗するからだ。

 ムーア騎手といえば今年の凱旋門賞をファウンドで制し、世界中のG1レースを勝ちまくる大物。ここ数年秋には短期免許で来日しているが、そのたびに楽々重賞をかっさらって帰っていくことで日本でもおなじみだ。

 同騎手とモーリスのコンビはすでに2戦、昨年のマイルCSと香港マイルだが、どちらもモーリスの強さをしっかり引き出して圧勝している。「今回もムーアなら切れない」と天皇賞の予想を考えている人は非常に多いだろう。

 中には「ムーアでなければ切っていた」「ムーアだから抑えるしかない」という声も多く、もはやモーリスのことを忘れているようなコメントも目立つほどだ。

 実際、モーリス自体の不安要素は少なくない。2000mという距離はもとより、手前を替えるのが苦手とされる東京左回り、前々走安田記念から微妙に狂った歯車、前走札幌記念では、同じく世界的名手であるJ.モレイラ騎手を配しながらの2着完敗など、馬券ファンとしてここは逆らう要素が満載のはずだ。

 しかし、多くの人は「ムーア様なら抑えるしかない」「ムーア神だぞ。切れるわけない」と逆らうつもりなど毛頭ない声多数。もはやムーア騎手の新興宗教のようだ。

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