真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.10.30 16:57
「これが王者の走りだ!」天皇賞・秋(G1)は、王者モーリスが世界のR.ムーア騎手を背に戴冠!
編集部
昨年の年度代表馬が距離の壁を超えると共に、本来の輝きを取り戻した。
30日に東京競馬場で行なわれた第154回の天皇賞・秋(G1)。昨年の年度代表馬モーリスを始め、世界No.2の評価を受けるエイシンヒカリ、昨年の覇者ラブリーデイ、充実著しいルージュバックにアンビシャスなど、今年も層々たるメンバーが集結した。
1番人気はモーリスも3.6倍、このレースで亡くなったサイレンススズカと同じ1枠1番に入ったエイシンヒカリは2番人気で4.4倍、それにルージュバックとアンビシャスが続いたが、15頭立てながら人気は割れていた。
大きな出遅れもなく各馬が揃ったスタートを切ると、やはり最内からエイシンヒカリがハナを主張。昨年ハナを切ったクラレントは控え、代わりにロゴタイプが鈴を付けに行くが、ペースは上がらない。結局、大外からのスタートとなって加速を強いられたラブリーデイが、抑えの効かない感じで2番手まで押し上げている。
モーリスはしっかりと折り合い、好位の外目を追走。それを見るような形でリアルスティール。ルージュバックとアンビシャスは後方からの競馬となった。
エイシンヒカリが引っ張る流れで1000mの通過は60.8秒。昨年が60.6秒で一昨年が60.7秒と近年の天皇賞・秋はペースが上がらないが、今年も決して速いペースではなかった。ただ、雨の影響が若干残っており、良馬場だったものの数字よりはやや厳しいペースだ。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ジャスティンミラノを大幅に上回った「期待の良血」がG1に向けて出陣! C.ルメールに替わる新パートナーは「初制覇」のチャンス到来?
- 【フローラS】「批判覚悟の出走」が1000万馬券の大波乱を演出!除外された武豊の超良血は幻のG1馬に…「東京マスター」菅原明良と挑む渾身の権利獲り
- 【NHKマイルC】川田将雅ジャンタルマンタル参戦で浮上した「鞍上問題」…陣営と繋がり強い「三冠騎手」が有力候補? その背中に跨るのは
- 「ルメールショック」が木村哲也厩舎に直撃?桜花賞に続き皐月賞も人気馬が凡走…主戦騎手不在で「13連敗」の急ブレーキ
- JRA「隠れ最強馬」が待ちに待った戦列復帰…ジャスティンミラノに引け取らない実力、令和の「マツクニローテ」再現あるか?
- 【激走候補5頭】J.モレイラ不在の週末は波乱必至!? 大荒れ実績十分福島牝馬S(G3)&フローラS(G2)【週末重賞ピックアップ】
- セリフォス、ナミュールも不安?2024年マイル戦線は異常事態!マイラーズCは“安田記念を見切った格下馬”の激走に要注意!
- コスモキュランダ次走ダービーも「鞍上未定」の怪…J.モレイラ続投が決まらない理由に「身元引受調教師」の影響も?
- デビュー3年目の武豊が「神業」魅せた天皇賞・春…イナリワンとの邂逅でいよいよ凄みを増したリヴィングレジェンドの存在【競馬クロニクル 第52回】
- 【福島牝馬S(G3)展望】今年「50戦0勝」騎手が本命馬に騎乗!? リバティアイランドに迫った実力を示せるか