真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.11.07 09:46

「大魔神」佐々木主浩氏が「神ってる」C.ルメール騎手の前人未到の大記録をシャットアウト!?
編集部

その”最強ストッパー”ぶりは、現役を引退しても健在だった。
6日の東京競馬、この日の主役は間違いなくC.ルメール騎手だった。この日、2Rの2歳未勝利戦から騎乗したルメール騎手はいきなり勝利を挙げると、そこから3連勝と絶好のスタート。5Rこそ2着となり連勝が3で途切れたが、午後も返す刀で7Rから4連勝。まさに「乗れば勝つ」という無双状態だった。
こうなってくると俄然注目されるのが、武豊騎手が持つ「1日8勝」という最多勝の記録更新である。
この日のルメール騎手は10Rを終えた時点で、すでに7勝に到達。残った2Rを連勝すれば1日9勝となり、前人未到の新記録達成となる。それも11R、12Rともに1番人気馬の騎乗が控えていただけに(無論、騎手人気もあったが)、チャンスは十分にあった。
そうして迎えた11Rのアルゼンチン共和国杯(G2)。まずはここを勝たなければ新記録の樹立が完全に消滅するたけに、ルメール騎手にとってはいつも以上に負けられないレースとなった。
だが、そんなルメール騎手の前に大きく立ち塞がったのが「大魔神」こと佐々木主浩氏だ。
かつてプロ野球選手として横浜ベイスターズや、メジャーリーグのシアトルマリナーズで絶対的な守護神として君臨した佐々木氏。日米通算381セーブを挙げ、史上初めてセーブ数で名球会入りした偉人である。
本来なら1日を締めくくる最終回で登板した佐々木氏だが、この日は最終より1つ前のレースに”緊急登板”。1番人気のモンドインテロで大記録を達成したいルメール騎手の前に、2番人気のシュヴァルグランと3番人気のヴォルシェーブを引き連れて大きな”壁”となったのだ。
PICK UP
Ranking
11:30更新武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRAイチの「豪快王」小島太列伝。愛人、酒席トラブルあっても名騎手、名調教師の生き様に曇りなし
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客