NEW

大本命エアスピネルと武豊に死角なし?約1年ぶりのマイル戦に「血統」から見るマイル適性と、勝つための「3つ」のポイント

【この記事のキーワード】, ,
1228horsmen_02.jpg

 5日の京都金杯(G3)、いや、結果によっては今年のマイル戦線の「主役」を張ることが期待されているエアスピネル

「史上稀にみるハイレベル」といわれた昨年のクラシックで常に上位の成績を収めているだけにファンの期待も一際大きく、競馬の大手ポータブルサイトの『netkeiba.com』の予想オッズでは「単勝1.9倍」と圧倒的な支持を集めることが予測されている。

 確かに、その能力に対して今さら疑いの余地はない。

 3着と善戦した前走の菊花賞は、勝ったサトノダイヤモンドと0.4秒差。仮にこれを同じくサトノダイヤモンドが勝った有馬記念に置き換えれば、5着ミッキークイーンと同程度ということになる。例年よりメンバーが揃った感がある京都金杯だが、それでも一枚上の存在だろう。

 だが、それはエアスピネルが「100%の能力」を発揮できてこそ言えることだ。

 実際に本馬にとってマイル戦は2歳12月の朝日杯フューチュリティS(G1)以来、つまりは約1年ぶりとなる。それも生粋のマイラーが少ない2歳戦と、距離適性のカテゴリーが明確に分類された古馬戦では、レースの流れも大きく異なるはずだ。

 果たして、前走3000mから1400mも距離を短縮するエアスピネルは、いきなりマイルの競馬に対応できるのだろうか。まずは血統面から考察したい。

easupinerukettou.jpg

 母が秋華賞馬エアメサイア。兄弟に目立った活躍馬はいないが、紛れもない良血馬である。2冠馬エアシャカールの妹エアデジャヴーを祖母に持ち、キングカメハメハ×サンデーサイレンス×ノーザンテーストという日本を代表するサイアーラインの持ち主だ。

 実際にマイルから3000mまで一流の実績を残しているが、素直にベストは母が秋華賞を制した2000m前後か。キングカメハメハ産駒は長い距離に実績が乏しいが、キングカメハメハ×サンデーサイレンスならば2冠馬ドゥラメンテや有馬記念2着のトゥザワールドがおり、距離の融通性は高い配合だ。

大本命エアスピネルと武豊に死角なし?約1年ぶりのマイル戦に「血統」から見るマイル適性と、勝つための「3つ」のポイントのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 武豊「絶賛の嵐」で川田将雅&池添謙一にとばっちり!?「これ見ると、武豊のすごさがわかる」大好評のジョッキーカメラでまさかのアクシデント
  2. 「やってしまった」絶好調D.レーンに迫る暗い影…JRA「新ルール」に適応できず、来年の日本参戦を懸けた薄氷のラストウィークへ
  3. 元JRA騎手2人の見解が完全一致!? 安田記念(G1)4着ガイアフォースに「〇〇でG1を狙えそう」「〇〇ならもっと無敵」
  4. 注目新種牡馬の産駒「超有名女優」を彷彿で話題に? オーナーは武豊と幸英明を背にJRAデビューを迎えた新鋭
  5. 「阪神の鬼」が宝塚記念(G1)イクイノックスに挑戦状!? 「こっちを選択してよかった」名門厩舎が貫録の同一重賞7勝目
  6. 「どんなもんだい!」「してやったりの配合」西山茂行オーナー、秋の重賞路線へ「スプリンター」ネロの産駒が“低評価”に反発!
  7. 「悲しいです」悲運の“裏切り女王”の遠い春…G1で1番人気2回、2番人気2回、3番人気1回「大器」の待たれる完全燃焼
  8. 「最後は一杯になってしまった」ハナ差で戴冠を逃した雨中の安田記念から9年…かつてのホープが悲願のJRA・G1初制覇&メモリアルV達成へ
  9. 目を掛けた愛弟子の「造反」に師匠がブチ切れ!? 今村聖奈、角田大河の謹慎中に存在感発揮も…安田記念前に師弟関係で遺恨勃発か
  10. 【函館スプリントS(G3)展望】サマースプリントシリーズ開幕戦!武豊×ウォーターナビレラは1200mで今度こそ復活なるか