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ぼくらはあの頃、アツかった(22) 唐突に覚めた情熱。パチスロと人生はカバディに似ている。

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 パチスロには「決して離れられない時期」あるいは「離れたくない時期」というのが存在する。要するに中毒時期である。人それぞれだろうが、筆者の場合はパチスロを打ち始めてから二十代の中頃までくらいがその時期に該当する。

 寝ても覚めても──それこそ四六時中パチスロの事を考え、パチスロを中心に生活を回す。
とても健全とは言い難いが、ある意味で最もパチスロが楽しい時だった。
中毒期を脱したのは5号機の初期。仕事が忙しかったせいもあるが、ある時唐突に「もういいかな」と、達観した気分になった。

 これは筆者としては画期的な事であった。

 当時、筆者はパチスロとの蜜月は永久に続くと思っていた。水魚の交わり。比翼連理と言っても良い。筆者はパチスロの事が大好きだし、パチスロもまた筆者の事が大好きだった。ロミオとジュリエット。お宮と貫一。あるいはアンドロギュノスの右半身と左半身のように。我々は相思相愛だった。そしてその関係は未来永劫──パチスロが存在する限りずっと続くものだと思っていた。

 掘っても掘っても掘り尽くす事ができない楽しみの鉱脈。きっと死ぬまでその最奥にたどり着く事など出来はしないと思っていたのである。

 ところがである。

 あれは忘れもしない。銀座の『ビジトジ』を打っていた時だった。

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