真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.07.28 10:58
JRA追放者と本宮ひろ志の力作、 幻の競馬漫画「勝算(オッズ)」を知っているか?
編集部
マイホープが返し馬で見せた脚力、そして走りは北条だけでなく他の3人の目に留まり、尾加部が「まったく別の馬になっている」と語るように、皐月賞は4強対決となっていくのだ。
その後の騎手心理が絡み合った緊張感のあるレース展開は、機会があればぜひ漫画を読んでもらいたいところだが、結果はマイホープがレース後に骨折となるほどの激闘を制し世界レコードで優勝、誘拐された長男も無事に解放されて一件落着となる。
ただレース後にターフビジョンで、わざわざ誘拐事件があったことをファンに公表するのはいかがなものかとは思う。それこそ八百長騒ぎになるような案件だ。
なお残念ながらこの「勝算(オッズ)」は原作者である田原が調教師となった後、2001年に銃刀法違反と覚せい剤取締法違反で逮捕され、JRAは田原の調教師免許を剥奪。さらに2009年にも大麻取締法違反容疑で懲役10月、執行猶予4年の有罪判決を受けるなど不祥事が続いたこともあり、競馬界から完全追放状態へ。田原の存在そのものが競馬界の黒い歴史となってしまった。
そのためこの漫画は2006年の再発行(講談社プラチナコミックス)を最後に書店でみかけることはなくなってしまった。ただブックオフなどの古本屋、あるいはネットオークションなどで見かける機会はあるかもしれない。万が一見かける機会があればぜひ手に入れてもらいたい。今の競馬ファンでは体験できない昭和の競馬場の雰囲気、そしてあのスリルと騎手心理の描写はまさに名作といっていいものである。
PICK UP
Ranking
5:30更新
岩田望来「素行不良」で追放されても重賞4勝目ゲット! 減量トラブルや夜遊び発覚した「問題児」が干されなかったワケ
JRA四位洋文「調教師合格」武豊も祝福……「シイタケ馬券」やウオッカ伝説など功績多々
日本競馬が揺れた現役騎手による「禁止薬物」事件から8年。坂井瑠星、横山武史ら「5年連続」トップジョッキーを輩出…JRA「新ルール」が呼び込んだ若手黄金期【この日、何の日】2月12日編- JRA西村淳也活躍は「今年まで」? 関係者や記者評判最悪、ノーザンはあくまで「減量目当て」抜擢で……
- 交通事故で乗り合わせたすべての馬が死亡……度重なる危機を奇跡的に乗り越え、最後は年度代表馬に。人知を超えた「奇跡の馬」サンデーサイレンス【前編】
- 武豊「大誤算」ジャパン凱旋門賞(G1)直前にまさかの出走取消! スプリンターズS、秋華賞より優先した夢……残されたのは大き過ぎた「代償」
- JRA「前代未聞」の不祥事は岩田康誠だけじゃない!? 先輩騎手が後輩騎手を木刀で殴打、22年前に起きた「サイレンススズカ超え」の遺恨
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 競馬界の悲劇ーー後藤浩輝騎手、突然の自殺から1年……くすぶる「死の謎」と「一家心中」の壮絶半生
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?












