真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.08.18 14:39

コパノリッキー武豊「G1競走10勝」狙ってマイルCS南部杯参戦! 昨年騎乗しなかったのはキタサンブラックのせい
編集部

今春のかしわ記念(G1)を制し、G1競走9勝目をあげたコパノリッキー(牡7 栗東・村山厩舎)が、10月9日盛岡競馬場で開催されるマイルCS南部杯(G1)に出走することがわかった。
すでに7歳と大ベテランの域に入ったコパノリッキーだが、その実力はいまだ衰え知らず。前走ではこれまで見せたことのない「差し」の競馬でインカンテーションやモーニンら強豪を圧倒。ここへきて進化した姿を見せるなど、潜在能力の高さは計り知れないものがある。
今年の南部杯でコパノリッキーの手綱を握るのが、武豊騎手だ。コパノリッキー自身は昨年も同レースを制してはいるが、昨年の鞍上は田辺裕信騎手だった。
「昨年の南部杯は同日、京都競馬場で京都大賞典が開催されており、同じく武騎手が主戦を務めるキタサンブラックが出走し、武騎手はそちらをチョイスしました。結果的にその秋、キタサンブラックはジャパンCを制するなど大活躍、年度代表馬にも選出されています。今年はそうしたバッティングはないので、スムーズにコパノリッキーに騎乗ということ。Dr.コパ氏に北島三郎氏、有名人馬主に大人気の武騎手です」(記者)
さすがは競馬界の生ける伝説。有名人馬主としてはスターに手綱を託したいということなのかもしれない。
また、今年の南部杯では、コパノリッキー「大記録タイ」への期待もなされている。
コパノリッキーが南部杯を今年勝利した場合、G1競走勝利数は「10」と2ケタの大台に乗る。交流G1含めこの記録を有しているのは、昨年引退したダート王ホッコータルマエのみ。偉大な先達の記録に、コパノリッキーが挑むというわけだ。
ホッコータルマエが記録を作った馬齢と同じく7歳のコパノリッキー。武騎手の手綱で新たな伝説を残すか否かに注目が集まる。
PICK UP
Ranking
17:30更新横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を