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武豊騎手「エアスピネルの鬱憤」を北九州記念で晴らす!? ダイアナヘイローと狙う「20年ぶり制覇」とは

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 20日、エアスピネルがC.ルメール騎手を背に札幌記念(G2)に出走する。これまでならば、エアスピネルに騎乗するのは武豊騎手のはずだった。だが、このレースを前にルメール騎手へスイッチ。武豊騎手は同馬の母であるエアメサイアの主戦騎手も務めていたこともあり、乗り替わりに対する無念さは並々ならぬものがあるだろう。

 その武豊騎手は同日、札幌競馬場ではなく小倉競馬場を舞台に重賞を戦う予定だ。北九州記念(G3)にダイアナヘイロー(牝4歳、栗東・福島信晴厩舎)で参戦すると見られている。

 ダイアナヘイローは昨年500万下を勝利。だが1000万下のレースでは、上位人気に押されるも勝ちきれない競馬を続けており、その結果、今年の6月に降級していた。今後は大舞台には縁がないと思われていたのだが、そこから破竹の3連勝を記録。見事にオープンクラスにまで上り詰め、今回重賞出走に至っている。

 まさに上り調子のダイアナヘイローはダートの単走で1週前追い切りを行い、5ハロン74.1-42.0-13.1秒を記録。優れているとはいいづらいタイムだが、管理している原田助手は「東スポ」の取材に対し「体調はすごくいいね。ハンデ次第では楽しみ」と好調をアピールしている。タイムは普段と違うコースだったことも影響したのだろう。4連勝に向けて仕上がりは上々のようだ。

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