「雷神」モレイラ騎手が今年も堂々登場! 「日本馬で海外G1勝ちまくり」の存在感変わらず、札幌記念ではあの素質馬に騎乗
今週末の中央競馬・札幌開催より、香港の「雷神」J.モレイラ騎手が登場。今年も大きな注目を集めること必至だ。
「スポーツ報知」のインタビューに応えたモレイラ騎手は、「札幌はナイス」とレースレベルや環境を非常に気に入っている様子。一昨年、昨年とWASJで札幌に参戦しているが、2015年は2日で7勝2着4回、2016年は3週騎乗で17勝2着12回という驚異的な成績を残してJRA騎手を圧倒。それだけ騎乗馬が集まるという点から見ても、その騎乗技術から見ても世界的な実力者であることを証明している。
さらにここ1年近くで、モレイラ騎手は日本競馬ファンにとっても欠かせないものとなりつつある。昨年春のチャンピオンズマイル(香港G1)でマイル王モーリスを圧勝に導き、夏の札幌で大活躍。年末の香港ヴァーズ(G1)でサトノクラウンに騎乗し、世界王者ハイランドリールを撃破。
今年に入ってもドバイターフ(G1)をヴィブロスで勝利し、クイーンエリザベス2世C(香港G1)をネオリアリズムで完勝……今や「海外G1はモレイラに任せればOK」といった状況である。
今年は今まで以上に注目を集めるに違いないモレイラ。今週末の札幌記念では昨年覇者ネオリアリズムに騎乗する予定だったようだが、直前で回避。これは確かに残念だが、このままでは終わらない。復帰戦を圧勝したマウントロブソンへの騎乗を予定している。
「7月23日の福島TVOPを圧勝したマウントロブソンは、エアスピネルやヤマカツエースら強豪が集まる中『台風の目』という扱いでしたが、モレイラ騎手が乗るとなれば一気に『本命視』されてもおかしくないでしょう。
マウントロブソンも3歳時か評価の高い素質馬だけに、札幌記念で上位に入れば一気にG1戦線の一角となれます。モレイラ騎手が勢いをつける可能性は十分ありますね」(競馬記者)
いずれはJRA所属騎手に、という声も多いモレイラ騎手。今年も「稲妻」が札幌に炸裂しそうだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新- JRA「1番人気はいらないから1着だけ欲しい」あまりにも有名なダービーの名言、武豊やサイレンススズカも歯が立たなかった二冠馬の圧逃劇
- 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
- JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 目を掛けた愛弟子の「造反」に師匠がブチ切れ!? 今村聖奈、角田大河の謹慎中に存在感発揮も…安田記念前に師弟関係で遺恨勃発か
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!