
中山記念(G2)ウインブライト陣営に「分裂」疑惑!? 世代屈指の「中山巧者」が満を持しての王道参戦も「方向性の違い」?

25日に行われる中山記念(G2)に、世代を代表する「中山巧者」ウインブライト(牡4歳、美浦・畠山吉宏厩舎)が出走する。
『netkeiba.com』の事前予想では、ヴィブロスやアエロリットといったG1馬を差し置いて、ペルシアンナイトに次ぐ2番人気に予想されているウインブライト。近走の充実ぶりに加え、スプリングS(G2)勝ちを含む「2戦2勝」の中山1800mに期待するファンも多いようだ。
もし、ここで1着を獲れるようなら大阪杯(G1)への優先出走権も確保できるが……肝心の「陣営のトーン」は決して高くないようだ。
「陣営は、G1馬を相手に戦うには『まだ成長が足りない』と感じているようですね。抜群の動きだった1週前追い切りの後、反動が出てしまったように、まだ体質に弱いところがあるとか。すでにG2を勝っていますが、相手は同世代ですし、それほど強いメンバーではありませんでした。本格化は今年の秋か、来年頃になるのではないでしょうか。
実は当初、先週の小倉大賞典(G3)を予定していましたが、所属するクラブの意向で仕方なくこのレースに回ってきたとか……。中山は良いですし、一発を期待したいですが陣営の”ホンネ”は当面、ローカル重賞を転戦したいようですね」(競馬記者)
前々走の福島記念(G3)で重賞2勝目を飾り、前走の中山金杯(G3)でもクビ差の2着。目下の充実ぶりは誰の目に明らかだが、陣営の評価は「G3は卒業」ではなく、「G3なら何とか戦える」といったもののようだ。
実際に前々走の福島記念は、勝ったもののハンデは54kg。それも6着までが約1馬身差にひしめく大接戦を制してのものだった。続く前走の中山金杯もまたハンデ戦らしい接戦の中、主戦の松岡正海騎手が1枠1番の好枠を活かした好騎乗があっての結果。
PICK UP
Ranking
5:30更新JRA宝塚記念(G1)横山典弘「息子愛」でタイトルホルダー救った!? 好アシストに陣営からも感謝の声、横山和生が「最大のピンチ」を脱した裏側
「最強マイラー」に降りかかった予想外の火の粉…「名義貸し」の発覚したオーナーは馬主資格をはく奪、不運の名馬トロットサンダー【競馬クロニクル 第41回】
武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA今村聖奈「大ブレイク」の陰で悲痛な叫び。「何のために騎手になったのか」乗鞍激減、レース開催日に”お留守番”続出
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!