GJ > 競馬ニュース > 横山典弘「究極の選択」
NEW

JRA横山典弘騎手「究極の選択」でミスパンテールを選んだ背景。ヴィクトリアマイル(G1)最大のキーマンがG1馬アエロリットを”捨てた”裏事情

【この記事のキーワード】, ,
JRA横山典弘騎手「究極の選択」でミスパンテールを選んだ背景。ヴィクトリアマイル(G1)最大のキーマンがG1馬アエロリットを捨てた裏事情の画像1

 13日に東京競馬場で開催される、今年のヴィクトリアマイル(G1)。その最大のキーマンはいつもの”ルメデム”でなく、騎乗停止から復帰する武豊騎手でもなく、「究極の選択」を迫られた横山典弘騎手に違いないだろう。

 今回のレースを迎えるにあたって、横山典騎手には「2つの選択肢」があった。

 1つは昨年のNHKマイルC(G1)の覇者であり、ここまで通算9戦すべてに騎乗しているお手馬アエロリット(牝4歳、美浦・菊沢隆徳厩舎)に騎乗すること。そして、もう1つが破竹の4連勝中の上がり馬ミスパンテール(牝4歳、栗東・昆貢厩舎)とのコンビを継続することだ。

 昨今、有力騎手の騎乗馬選択の大半は代理人となるエージェントが行っている。だが、横山典騎手は昨年からエージェントを付けていない。昆貢調教師も「ジョッキーがこの馬を選んでくれた」と明言しており、横山典騎手が自らの意思でG1馬のアエロリットではなく、ミスパンテールを選択したことは明らかだ。

 だが、それだけで「ミスパンテール>アエロリット」と考えるのは、いくら何でも早計だろう。

 確かに前者は現在重賞3連勝を含む4連勝中と飛ぶ鳥を落とす勢いだが、後者は東京マイルのG1馬であり、前走の中山記念(G2)も+18kgという余裕残しで2着に粘った。その能力は牡馬を含めてもトップクラスだ。

 したがって横山典騎手にとっても難しい選択となったことは容易に想像できるが、最終的にミスパンテールを選んだことは、単純な馬の実力だけでなく「いくつかの魅力」があったからに違いない。

JRA横山典弘騎手「究極の選択」でミスパンテールを選んだ背景。ヴィクトリアマイル(G1)最大のキーマンがG1馬アエロリットを”捨てた”裏事情のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
  2. 【大阪杯】ノーザンファームの「締め出し作戦」が大成功?フルゲート16頭に11頭の大攻勢…「幻の1番人気候補」が無念の門前払い
  3. 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
  4. ダービー「当確級」の逸材が皐月賞参戦!過去にキズナ、シャフリヤールらが条件クリア、浜中俊VS坂井瑠星の「第2ラウンド」も勃発?
  5. C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
  6. 【大阪杯】惨敗!ノーザンファーム崩壊の危機を救うのはタスティエーラかスタニングローズか、それともアルアインに続く意外な伏兵か
  7. 【大阪杯】「キズナVSエピファネイア」いまだに“腑に落ちない”両雄の激突から10年…今年の頭はイクイノックスに勝利したあの馬?【東大式必勝馬券予想】
  8. 大阪杯は最強5歳世代に注目!イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスを【完封】したジオグリフに復活の予感!
  9. 「競馬の神様」は実に意地悪だ!キャプテン渡辺のWIN5あるある…「これだけはやめてね」という相手が異常な確率で来る問題【徒然なる神のくず競馬トーク】
  10. 【大阪杯】エフフォーリア、タイトルホルダー引退でも最強世代に存在感!1週前追い切りから豪快リハ…酒井学ステラヴェローチェに絶好チャンス