GJ > 競馬ニュース > 桃井はるこ×ダービー  > 3ページ目
NEW

日本ダービー(G1)「平成最後の栄誉」はダノンプレミアムではなく……!? 競馬女王桃井はるこが「平成」を振り返る

【この記事のキーワード】, ,
日本ダービー(G1)「平成最後の栄誉」はダノンプレミアムではなく......!?  競馬女王桃井はるこが「平成」を振り返るの画像5

桃井はるこ:ふっふっふ(笑)。実は、わたしの本命は、オウケンムーンです!

 父オウケンブルースリ、父父がジャングルポケットで曾祖父はトニービン。この血統は東京競馬場向きで、さらに母父エリシオは完全な長距離血統。スタミナの必要なハイペースでタフな流れでこそ光る血統を持つ馬です!

 皐月賞は立ち遅れ気味のスタートで12着と惨敗したものの、これは馬場のせいでしょう。勝った共同通信杯(G3)では強い競馬を見せてくれました。さらに成長していればダービー馬になるのも夢ではありませんよ。追うとどこまでも伸びるような走りは広い東京競馬場にピッタリ。管理するのは2冠馬アーモンドアイも輩出した国枝厩舎。鞍上は今年好調の北村宏司騎手。もう、ここで力を発揮するっきゃないですよ!!

日本ダービー(G1)「平成最後の栄誉」はダノンプレミアムではなく......!?  競馬女王桃井はるこが「平成」を振り返るの画像6

 それから、ステイフーリッシュ。前走の京都新聞杯(G2)では2番手で競馬を進めて勝利し、先行策でも戦えることを証明しました。今回から騎手が横山典弘騎手に乗り替わりですので、ダービーでは一か八かの大逃げを打つ可能性もあるでしょう。昨年のダービーでも、横山典騎手はマイスタイルで逃げて一時は勝利も予感させる好走を見せましたからね。マイスタイルは4着と馬券圏内にまで入ることはありませんでしたが、今年はさらに上位に進出することもありえますよ。

 そしてジェネラーレウーノ。皐月賞では積極的に前に出た馬の中で、唯一最後の最後まで粘りを見せて三着内に残りました。あの粘りは驚異的ですよ。馬場とコースが違うのは不安ですが、2400mのダービーでも粘り込むかもしれません。

――桃井さんの中で推し馬に順番を付けるとすればどうなりますか?

桃井はるこ:オウケンムーン、キタノコマンドール、ワグネリアン、ステイフーリッシュ、ジェネラーレウーノですね。そして、押さえでダノンプレミアム。ダービーは人気上位の馬が馬券圏内を占めることも多いですから。いつも人気の馬を外して残念な結果になっているので、今回は入れておきます(笑)。

――ダノンプレミアムを軸にその5頭を流してみるというのもありかもしれません。

日本ダービー(G1)「平成最後の栄誉」はダノンプレミアムではなく……!? 競馬女王桃井はるこが「平成」を振り返るのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  2. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
  8. セイウンハーデスにも襲い掛かった「不治の病」…“奇跡の復活”カネヒキリ以来の伝説に挑む
  9. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬