
宝塚記念(G1)にパフォーマプロミスが虎視眈々!? 伏兵たちが実績馬たちをおびやかす走りを見せる?
6月24日に阪神競馬場で開催される宝塚記念(G1)。有力馬が軒並み回避を発表するなど早くからも出走メンバーの”格落ち”感が話題となっている。だが、それを逆手にとる形で虎視眈々とG1初制覇を狙うという馬もいるだろう。パフォーマプロミス(牡6歳、栗東・藤原英昭厩舎)もその1頭だと考えられる。
パフォーマプロミスは昨年の春から芝2200m以上のレースに絞って出走して中長距離線のキャリアを積んだ。そして今年の始動戦となった日経新春杯(G2)ではM.デムーロ騎手とタッグを組んで、重賞初出走にして初制覇を達成している。
本格化の兆しを見せ始めたパフォーマプロミスは、続いて目黒記念(G2)に向かう。レースでは5番手につけて先団を射程圏内におさめてレースを展開。最後の直線で先頭に襲いかかるかと思いきや、先を行くライバルを捉えきれずに3着入線。期待されたG2・2連勝は成し遂げられなかった。
「前走は比較的スローな展開で進みました。デムーロ騎手もレース後に『ペースが遅かったので……』と展開に泣いたと話していますし、この結果で同馬の実力を判断するのは早計でしょう。現在、パフォーマプロミスは宝塚記念の第二回中間発表では84位と下位にとどまっています。ですが、上位陣が軒並み回避していることもあり、参戦できる可能性は低くはないでしょう。出走したら面白い存在になると思います」(競馬誌ライター)
今年の宝塚記念は層が薄いとはいわれてはいる。だが、復活が期待されるサトノダイヤモンドはC.ルメール騎手とタッグを組み、前走までは味方だったデムーロ騎手は昨年の菊花賞馬キセキで出走予定。さらには香港で年度代表馬にも輝いたことがあるワーザーがH.ボウマンを伴って参戦が予定されるなど、パフォーマプロミスよりも実績を持つ馬たちも顔を揃えるとみられている。
PICK UP
Ranking
17:30更新横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を