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『バジリスク絆』『ミリオンゴッド凱旋』貢献メーカー完全復帰!? 6号機で「超爆AT機」実現は……

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 パチスロ5号機時代を熱狂の渦に巻き込んだ「AT機」。その原点を生み出したと言われる「あのメーカー」が、再び熱い視線を浴びている。

 それは、最大継続率95%という破格の数字を誇る『2027』を排出した名物メーカージェイピーエスだ。

 2007年に登場した本機種は「あえてボーナスを揃えない」ことでRT機能を維持、ベルナビをアシストするAT機能を融合し、かつてない新システムを生み出すことに成功。このシステムは、後に登場するAT機の開発へ活かされることになった。

 現在ホールで主軸として活躍する『バジリスク絆』や『ミリオンゴッド神々の凱旋』の開発に大きな影響を与えた存在。ユーザー離れが懸念された5号機時代を救ったとも言えるだろう。

 しかし2015年の『サマージャンボ~あの夏のチケットの行方~』をリリースした後は沈黙が続く。約2年もの間、新機種が発表されることはなかったのだが……。

 2017年に『ドリームジャンボ ~あの興奮をもう一度~』を発表。その後にプライベートブランドを発売し、大きく取り上げられることになる。”独自路線”を歩んでいるジェイピーエスへの注目は、確実に高まっている状況だ。

「関東に店舗を展開する安田屋さんと共同開発した『YASUDA7』は話題になりましたよね。ホールと製造が協力することにより、他のホールでは打てないパチスロ機という『差別化』と『機械コストを減らすこと』が同時に見込めると思います。そうなれば客の負担を減らせる可能性も出てきますからね。称賛する声が上がることも納得です」(パチスロライター)

 6月13日、ジェイピーエスはプライベートブランド第2弾となる『モナスロ』『あっぱれPREGO』『TOWSER』3機種を発表した。ボーナス告知ランプが光るとボーナスが確定するAタイプとなっており、ボーナス確率やリール配列は共通でBBとRB2種類のボーナスが搭載されている。BBは345枚、RBは105枚の獲得が可能。8月の導入が楽しみだが……。

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「全国に大量導入される機種のような、開発費を掛けることが難しいと考えるのは自然です。あとはゲーム性ですよね。過去に『ジャグラー』に寄せた機種が成功を収めたことは、ほとんどありません。予想以上の活躍を見せるのは厳しそうですが……。

一部ファンが注目しているのは、爆裂ATを開発できることになった6号機のようですね。かつて『2027』を出して盛り上げてくれたように『今回も”ナニカ”を起こしてくれるのではないか』と考える方が多いようです」(同)

 パチンコ業界に逆風が吹くなか「新たな取り組み」に挑戦する姿勢を評価する人間は多い。そんなジェイピーエスが、再び新時代を明るくするのだろうか。高い開発力を誇る名物メーカーの動向に期待したいところだ。

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