GJ > 競馬ニュース > 桃井はるこ×札幌記念  > 3ページ目
NEW

JRA札幌記念(G2)でマカヒキ&モズはシカト!? 競馬女王桃井はるこが射抜く「激走馬」に衝撃

【この記事のキーワード】, ,
JRA札幌記念(G2)でマカヒキ&モズはシカト!? 競馬女王桃井はるこが射抜く「激走馬」に衝撃の画像6

桃井はるこ:蛯名正義騎手が騎乗するゴーフォザサミット(牡3歳、栗東・藤沢和雄厩舎)!!

 ゴーフォザサミットは青葉賞で他を寄せ付けない圧巻の走りを見せました。ただ次走のダービーを見る限り2400mは長く、2000mくらいがちょうどいいのではないかと思ったんです。エアグルーヴが札幌記念を連覇しているように、トニービンの血を引いている同馬にもここの適性がある気がします。

 鞍上の蛯名騎手は昨年、サクラアンプルールで勝利して波乱の立役者になりました。侮ると痛い目を見るかも!? 同馬はダービー後、ベルモントダービー招待Sへ向かう予定でしたが輸送トラブルに巻き込まれ、国内に専念することになりました。それが吉と出るのではないかと思っているんです。

――ここまで推し馬をあげていただきました。ですが、相変わらず人気を集めるだろう馬の名前が上がっていません(笑)。理由をうかがっていいですか?

桃井はるこ:まずネオリアリズム、モズカッチャンらは海外帰りでここが国内復帰戦です。私は以前から、いくら乗り込んでいるとはいえ、海外帰りの馬は勝ち負けまで絡むは難しいという気がしているんです。

 そしてネオリアリズムは、海外で2戦した後に今回が国内復帰戦。陣営は秋のG1を目標にしており、ここを天皇賞・秋などの叩き台にしようとしているのではないかと思ってしまいます。またモズカッチャンはハービンジャー産駒なので洋芝を物ともしないパワーはありそうですが、やはり海外帰りという点が気になります。こちらも秋の重賞戦線をにらんでいる可能性も……。

――海外帰りの馬は評価が分かれるところで、取捨選択が非常に難しいと言われていますね。では、これら以外で人気上位が予想されているマカヒキ、ミッキースワローはいかがでしょうか?

桃井はるこ:マカヒキは長期休養明け。さらにディープインパクト産駒なので軽い馬場のほうが向いているタイプです。今回は走るのにパワーが必要な洋芝の札幌競馬場なので、ちょっと厳しいのではないかと思っています。

 ミッキースワローは本当に迷ったんですよ。人気を集めると見られていますが、これは昨年、セントライト記念(G2)を勝ち、今年はAJCC(G2)で2着に入るなど中山競馬場で好走している実績があるからでしょう。ただ、ミッキースワローが好走したのは中山競馬場芝2200mの外回りコース。これは少し小回りとも言い難いコースなので、ちょっと違うのではないかと考えています。

 あと実はサングレーザーも気になっています。ディープインパクト産駒なので消しと思いきや、おばにはJBCレディスクラシックの制覇経験も持つメーデイア。フレンチデピュティにも似た血統なのでダートの才能が目覚めていたらチャンスもありそう。ですが、2000mのレースが未経験というのがちょっと引っかかるんですよねぇ。本当に悩む存在なんですよね。

JRA札幌記念(G2)でマカヒキ&モズはシカト!? 競馬女王桃井はるこが射抜く「激走馬」に衝撃のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  2. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
  7. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
  10. 武豊「こんな馬ではない」アルテヴェローチェ不完全燃焼!レースレベルに疑問残るも…川田将雅「4コーナーで勝つと思いました」の明暗