
JRA札幌記念(G2)武豊の最多8勝と衝撃の勝率にルメールもモレイラも完敗。しかし現実は外国人騎手の独壇場へ

今年の札幌記念は、日本ダービー馬マカヒキを筆頭に、エリザベス女王杯馬モズカッチャン、過去2年の優勝馬であるサクラアンプルールとネオリアリズム、クロコスミア、ゴーフォザサミット、サングレーザー、ミッキースワロー、マルターズアポジー、サウンズオブアース、マイスタイルなどなかなかのメンバーが揃った。
しかし残念なことに、札幌記念騎乗予定騎手の中に武豊の名前がない。かつてはJRA年間212勝の最多勝を記録し、札幌記念に関しては8勝という最多勝記録を保持しているにも関わらずだ。その背景には、ある時期に社台グループや大手馬主との確執で騎乗馬が減少したこと、そしてその社台グループがC.ルメール、M.デムーロ、J.モレイラといった外国人ジョッキーを重視していることが要因だろう。
武豊は2013年にトウケイヘイローで札幌記念を勝利した後、4年連続で札幌記念の騎乗がない。怪我で騎乗できなかった時期も含まれているが、最多8勝騎手に騎乗依頼がないのだから本人も複雑な心境だったといえるだろう。武豊の札幌記念全騎乗成績は以下の通りだが、その内容は圧巻だ。
■武豊の札幌記念全騎乗成績
1993年 ナリタチカラ 1着
1994年 メイショウレグナム 3着
1996年 マーベラスサンデー 1着
1997年 エアグルーヴ 1着
1998年 エアグルーヴ 1着
1999年 ファレノプシス 2着
2003年 サクラプレジデント 1着
2004年 ファインモーション 1着
2006年 アドマイヤムーン 1着
2010年 ヤマニンキングリー 14着
2013年 トウケイヘイロー 1着
11回騎乗 [8.1.1.1] 1着8回 2着1回 3着1回
勝 率:72.7%
連対率:81.8%
複勝率:90.9%
PICK UP
Ranking
17:30更新JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRA G1未勝利騎手の「匂わせ」発言がプチ炎上!? 「もはやトップとかG1への憧れはそんなにない」ファンから批判に晒された騎乗スタンスの真意とは
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「致命的な不利」に武豊が検量室で怒り爆発!? 後のダービー馬を襲った「痛恨」アクシデント
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 2度の屈腱炎を克服した「不屈」の実力馬がいよいよ復帰! ナリタブライアンの「同期」はG1制覇、鳴尾記念勝利ヨーホーレイクに続けるか