GJ > 競馬ニュース > とっくに4200勝
NEW

JRAの武豊4000勝カウントダウンサイトに「とっくに4200勝は超えているけど……」。ファンや関係者からは冷ややかな声が。

【この記事のキーワード】, ,
JRAの武豊4000勝カウントダウンサイトに「とっくに4200勝は超えているけど......」。ファンや関係者からは冷ややかな声が。の画像1

 JRA(日本中央競馬会)の公式サイトに、武豊騎手のJRA4000勝カウントダウン特設ページが掲載され、スタイリッシュなデザインも相まってなかなかの話題となっている。確かに他を圧倒する前人未到のJRA4000勝であり、今ではルメール、デムーロ、モレイラら外国人騎手の活躍もあって、今後生え抜きの日本人騎手がこの記録を超えることは考えにくい。そういった意味では、もしかしたら最初で最後のJRA4000勝かもしれないのだ。

 また武豊騎手の知名度であれば、この偉業は日本中の競馬ファンやマスコミでも話題になり、JRAにとっては宣伝的要素として申し分ない。それだけに大々的にバックアップするのは当然といえよう。

 しかし残り10勝となったこの4000勝カウントダウンに関して、疑問を感じる声も少なくない。

「すでに4200勝以上勝っているのに、今さら4000勝カウントダウンは違和感がある」

 というのがその意見だ。これは武豊騎手はJRAで3990勝、地方競馬で194勝、海外の競馬で13勝以上していることを指摘してのもの。確かに武豊騎手からすれば、どこで勝っても同じ1勝であり、地方競馬と海外競馬の成績を除外した4000勝の集計には疑問を感じるところもあるだろう。その勝利の中には、ドバイや香港、イギリスでのG1レースが含まれているし、苦労したアメリカ修行での勝利もあったからだ。またある馬主も

「地方競馬で勝った自分の馬の勝利が加算されていないのは残念」

 と話しており、JRAの意気込みとは裏腹に、関係者にとっては必ずしも歓迎できるものではないようだ。

JRAの武豊4000勝カウントダウンサイトに「とっくに4200勝は超えているけど……」。ファンや関係者からは冷ややかな声が。のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  2. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
  8. セイウンハーデスにも襲い掛かった「不治の病」…“奇跡の復活”カネヒキリ以来の伝説に挑む
  9. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬