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JRA天皇賞にヨシダ降臨!? 米G1制覇日本産馬の名前が……!

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 10月28日、東京競馬場で開催される天皇賞・秋(G1)。今年もスワーヴリチャードやマカヒキ、ヴィブロスら多くの実績馬たちが出走を予定している。

 その1戦に外国馬3頭が予備登録したと発表されたのだが、その中にアメリカで芝・ダート両G1制覇を達成した日本産馬のヨシダ(牡4歳)の名前があると話題になっている。

 ヨシダはデビュー前から日本の競馬ファンからも注目されていた競走馬。父はハーツクライ、母はバレリーナS(米G1)など重賞を5勝したヒルダズパッションだ。2015年のセレクトセール1歳部門に上場されたヒルダズパッションの2番仔(ヨシダ)は、米ジョン・マコーマック・ブラッドストックにより9400万円で落札されていた。

 2016年にデビューを飾ったヨシダは順調にキャリアを重ね、今年5月にはチャーチルダウンズ競馬場で開催されたのターフクラシックS(G1、芝1800m)で優勝し、G1初制覇を達成。だがその後、芝のG1競走で2走したものの、いずれも5着に終わっていた。

 それが転機となったのだろう。ヨシダは9月に突如ダート転向を果たす。そしてサラトガ競馬場で行われたウッドワードS(G1、ダート1800m)に挑戦すると、大外からの直線一気で前方馬群を交わし優勝。日本生産馬(ノーザンファーム生産)の、米ダートG1制覇という史上初の快挙を達成することになった。

「ヨシダはすでに米国での種牡馬入りも濃厚とされ、それどころか米国殿堂入りすらもありうると言われています。その馬が日本に凱旋して天皇賞・秋に出走するとなれば注目を集めることは必至ですよ。

 ただ、以前からヨシダの次走は11月3日にチャーチルダウンズ競馬場で行われるダート戦のBCクラシック(G1)だとささやかれていました。陣営としてはダート転向後すぐさま結果も出ているため、このままダートを走らせたいという思いもあるはずです」(競馬記者)

 ヨシダは来日して天皇賞・秋に出走することはあるのだろうか? 動向を注意深く見守りたい。

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