GJ > 競馬ニュース > スプリンターズS展望
NEW

【スプリンターズS(G1)展望】新スプリント王ファインニードルVSモレイラ鞍上ナックビーナス!秋のG1戦線開幕!

【スプリンターズS(G1)展望】新スプリント王ファインニードルVSモレイラ鞍上ナックビーナス!秋のG1戦線開幕!の画像1

 30日には、中山競馬場で秋のG1シーズン開幕戦となるスプリンターズS(G1)が行われる。

 昨年、レッドファルクスがロードカナロア以来となる連覇を成し遂げ、年末には最優秀短距離馬のJRA賞も受賞。スプリント界における「絶対王者」をアピールしたが、この1年で勢力図は大きく変化。再び、群雄割拠の戦国時代が幕を開けようとしている。

 それでも不動の本命が春のスプリント王ファインニードル(牡5歳、栗東・高橋義忠厩舎)であることは揺るがない。

 昨年はセントウルS(G2)で重賞初勝利を飾った挑んだスプリンターズSだったが、好位から力尽きて12着に大敗。スタートでやや遅れたこともあり、最後は連戦した夏の疲れもあったようだ。

 しかし、この春はシルクロードS(G3)で重賞2勝目を飾ると高松宮記念(G1)でG1初制覇。遅咲きの大器が、ついにスプリント界の頂点に上り詰めた。

 その後は、香港のチェアマンズスプリントプライズ(G1)で初の海外遠征を敢行したものの4着に敗退。世界の壁に屈したが、休み明けとなった前走のセントウルSで連覇を飾って貫禄を見せつけている。

 注目の1週前追い切りは栗東の坂路で4ハロン54.8秒、ラスト12.5秒をマーク。主戦の川田将雅騎手が騎乗したものの時計は目立ったものではないが、陣営は「足慣らし程度。もう体はできているので」と余裕の表情。「最近は変に力を使わないし、スイッチの切り替えが上手くなっている」と統一スプリント王へ手応えを感じているようだ。

 そんなファインニードルの「相手筆頭」に名が挙がっているのが、牝馬のナックビーナス(牝5歳、美浦・杉浦宏昭厩舎)だ。

 この春の高松宮記念で10番人気3着と、一気に頭角を現したナックビーナス。この夏は函館スプリント(G3)で3着した後、キーンランドC(G3)で重賞初制覇を飾るなど充実したシーズンを過ごしている。

 そんな5歳牝馬にとって、中山1200mは得意の舞台。6戦して2勝2着4回と連対率100%を誇っていることからも、スプリンターズS挑戦は「待望」と述べて良いだろう。舞台はベスト、そこに香港No.1のJ.モレイラ騎手が騎乗となれば、まさに鬼に金棒だ。

【スプリンターズS(G1)展望】新スプリント王ファインニードルVSモレイラ鞍上ナックビーナス!秋のG1戦線開幕!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
  2. C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
  3. 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
  4. 大阪杯は最強5歳世代に注目!イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスを【完封】したジオグリフに復活の予感!
  5. 【ドバイターフ(G1)展望】武豊×ドウデュース「凱旋門賞制覇の夢」に向けて仕切り直し!ロードノースの4連覇を阻んで“夢”実現へ
  6. 皐月賞馬サートゥルナーリア×桜花賞馬ハープスターで「シーザリオ×ベガ」の超名牝系タッグ! 2024年新種牡馬筆頭は「第二のスワーヴリチャード」を許さない?
  7. 【大阪杯】ノーザンファームの「締め出し作戦」が大成功?フルゲート16頭に11頭の大攻勢…「幻の1番人気候補」が無念の門前払い
  8. 「競馬の神様」は実に意地悪だ!キャプテン渡辺のWIN5あるある…「これだけはやめてね」という相手が異常な確率で来る問題【徒然なる神のくず競馬トーク】
  9. ダービー「当確級」の逸材が皐月賞参戦!過去にキズナ、シャフリヤールらが条件クリア、浜中俊VS坂井瑠星の「第2ラウンド」も勃発?
  10. 【ドバイゴールデンシャヒーン(G1)展望】「1年越し」リベンジかかるリメイク!兵庫の雄イグナイター、巨漢ドンフランキーらも虎視眈々