GJ > 競馬ニュース > スプリンターズS展望  > 2ページ目
NEW

【スプリンターズS(G1)展望】新スプリント王ファインニードルVSモレイラ鞍上ナックビーナス!秋のG1戦線開幕!

 一方、3連覇の懸かったレッドファルクス(牡7歳、美浦・尾関和人厩舎)は苦しい状況のようだ。

【スプリンターズS(G1)展望】新スプリント王ファインニードルVSモレイラ鞍上ナックビーナス!秋のG1戦線開幕!の画像3

 昨年、スプリンターズSを連覇し最優秀短距離馬に輝くなど、確固たるスプリント王に君臨したレッドファルクスだが、今春の高松宮記念では8着に惨敗。昨年3着に好走した安田記念(G1)でも9着に敗れるなど、昨年ほどの勢いが感じられない。

 さらに、ここにきて頼みの綱だった主戦のM.デムーロ騎手が騎乗停止。代打の戸崎圭太騎手は屈指の腕利きだが、さすがにスケールダウンは否めない。追い切りでも併走馬に遅れるなど、コンディション面でも不安を残しており、厳しい戦いを強いられそうだ。

 夏のスプリント王アレスバローズ(牡6歳、栗東・角田晃一厩舎)の勢いも当然見逃せない。

 昨年末に1600万下を勝ちあがり、ようやくオープン入りを果たしたアレスバローズだったが、この春はシルクロードSで11着に沈むなど、クラスの壁にぶち当たっていた。しかし、後方からの競馬が板についてくると、2走前のCBC賞(G3)で素質が開花。重賞初制覇を飾ると、続く北九州記念(G3)も制して、一気にサマースプリント王者に上り詰めた。

 ポイントとなるのは、2016年の4月以来となる藤岡佑介騎手との再コンビ結成か。あの時は勝利を飾ったがG1テン乗りで真価を発揮できるか、鞍上にも注目したい。

 復活を遂げた、かつてのスプリント王セイウンコウセイ(牡5歳、美浦・上原博之厩舎)も力を発揮できれば優勝候補の一角だ。

 昨年の高松宮記念でG1初制覇を飾ったセイウンコウセイ。しかし、昨年のスプリンターズSで11着に大敗するなど、そこから”迷走”が続いていた。

 そんな迷えるスプリント王に光明が差したのが、池添謙一騎手との出会いだ。前走の函館スプリントSでは果敢にハナを切る本来の姿を取り戻し、約1年ぶりの勝利。ここにきて再び輝きを取り戻そうとしている。

【スプリンターズS(G1)展望】新スプリント王ファインニードルVSモレイラ鞍上ナックビーナス!秋のG1戦線開幕!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「一文字違い」ヴェローチェ祭りまたあるぞ!有馬記念を前に武豊が絶好チャンス…ドウデュースに続く2勝目ゲットだ
  2. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  3. 岩田康誠「キレ散らかし」返答にインタビュアーもタジタジ…名手が信じたドウデュース世代の実力馬が有馬記念前に答え合わせ
  4. 岩田望来「61度目」で強運手繰り寄せた初G1勝利…団野大成、菅原明良ら同期とのギャップで問われた本当の実力
  5. 永島まなみ「率直な気持ちは悔しい」武豊に無情の乗り替わり…G1初騎乗から1年。単勝170.6倍の16番人気5着好走に確かな手応え
  6. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  7. フォーエバーヤング、ヤマニンウルスに強敵登場か?ダートの新星に団野大成も「元々ポテンシャルを感じていた」「いい内容だった」と太鼓判
  8. 【朝日杯FS(G1)展望】武豊、ドウデュース以来の戴冠へ無敗の大物とタッグ! 北村友一×バゴ産駒の逸材で第2のクロノ旋風に期待
  9. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  10. 【菊花賞】武豊「絶縁」から和解した救世主と見学回避!ルメールのお下がりでも戸崎圭太より不気味?