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2018.10.11 17:03

武豊を一蹴した北島三郎!? ダートスプリント「新星」を地方移籍馬が粉砕
編集部

10月10日に、大井競馬場第11Rで行われた東京盃(G2)。快足自慢が集ったダートのスプリント戦は、2番人気に支持された森泰斗騎手騎乗のキタサンミカヅキ(牡8歳、船橋・佐藤賢二厩舎)が連覇を達成。1番人気に推されていた武豊騎手騎乗のマテラスカイ(牡4歳、栗東・森秀行厩舎)は4着に終わっている。
昨夏から船橋に転入したキタサンミカヅキ。今年に入って6戦するも馬券圏内を外すことなく、好調をキープして東京盃を迎えた。レースではまずマテラスカイが若干立ち遅れながらも、強引に前に出てハナを主張。それにネロ、グレイスフルリープらが続き、キタサンミカヅキは4番手から5番手につけていた。
4角を回ってまだ先頭はマテラスカイ。直線に入り、そのまま逃げ切るかと思いきや残り100mで突如失速。ネロに交わされてしまう。だが直後に内からキタサンミカヅキ、外からグレイスフルリープがネロに並びかけ、叩き合いに。最後の最後で抜け出したキタサンミカヅキがアタマ差で激戦を制た。
8歳というベテランが衰え知らずの走りを見せて交流重賞2勝目、そして鞍上の森泰斗騎手は交流重賞初制覇を達成した。レース後、森泰斗騎手は「追ってからすごくいい馬なんで、この馬を信じて追っていました」と語り、「キタサンミカヅキはすごく強い馬です。この馬に乗って負けたことがない(3戦3勝)ので、すごくいいイメージしかないです」と愛馬をベタ褒め。さらに「どこにいっても地方競馬の代表として自信を持って乗れると思います」と胸を張った。
古豪が東京盃でさすがの強さを見せつけた一方、新鋭マテラスカイは期待されたほどの走りを見せられなかった。
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