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【スワンS(G3)展望】モズアスコット始動! 安田記念の覇者を脅かす「実力馬」が続々!?

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 今週の土曜日に京都競馬場で行われるメインレースは、マイルCS(G1)への大事なステップレースとなるスワンS(G2)。今年も個性豊かな実力馬が出走予定となっているが……。

 本レースにおける主役は、今春の安田記念(G1)を制したモズアスコット(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)だ。

 マイル戦へと路線変更し4連勝を飾ってオープン入りを果たした本馬。暮れの阪神C(G2)では、古馬重賞初挑戦で4着と好走を見せる。年明け初戦の阪急杯(G3)は2着を確保した。

 連闘となった安田記念は9番人気で臨んだが、その低評価を覆す走りを披露する。強烈な末脚で他馬を一蹴。コースレコードタイの1分31秒3という完璧な内容だった。

 間隔は空いたが、ココでは頭一つ抜けた存在。先週も菊花賞(G1)を制するなど、絶好調のC.ルメール騎手と共に臨むココは負けられない一戦だ。

 復活を狙うロードクエスト(牡5、美浦・小島茂之厩舎)も注目したい1頭。

 2016年のNHKマイルC(G1)で2着に入線し、その年の秋には古馬を相手取って京成杯AH(G3)を勝利した実力馬だ。ここからの飛躍を期待されたが、成績は低迷。さらに故障も発生するなど、満足な結果を残すことができなかった。

 だが今年に入ってから状況は確実に変わっている。初戦のカーバンクルS(OP)で3着と約1年半ぶりに馬券圏内を確保。6月のパラダイスS(OP)では2着、続く関屋記念(G3)では、最後の直線で不利を受けたものの5着と好走を見せた。

 前走の京成杯AHも敗北を喫したが、0.2秒差の4着と内容自体は悪くはない。かつてを彷彿とさせる走りが見え始めた現状。ココでの復活があっても不思議ではないだろう。

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