真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.10.21 16:43
武豊「神騎乗」JRA・G1「3連続3着」に「着狙い」の声も? ルメデムと一緒に「超絶美技」披露
編集部
21日に行われた菊花賞(G1)は、馬群を縫って脚を伸ばした7番人気フィエールマン(牡3 美浦・手塚貴久厩舎)が、先に抜け出したエタリオウ(牡3 栗東・友道康夫厩舎)をハナ差交わして勝利。平成最後のクラシック覇者となり、キャリア4戦でのG1ホースとなった。
まさに「ルメール時代」。先週のアーモンドアイによる牝馬三冠、20日の富士Sをロジクライで制し、その上菊花賞も新鋭で戴冠。しかもコースをしっかり突いての図ったような差し切り勝利だ。C.ルメール騎手はウハウハ、2着に敗れたM.デムーロ騎手は悔しくて仕方がなかったに違いない。またしても「JRA外国人騎手」の勢いを見せつけられる結果となってしまったわけだが……。
「またしても」という意味では、3着ユーキャンスマイル(牡3 栗東・友道康夫厩舎)に騎乗した武豊騎手もそうだろう。
これで秋G1はスプリンターズS(ラインスピリット)、秋華賞(カンタービレ)、そして菊花賞と「3連続3着」となった。
インコースの中団やや後方でレースを進めたユーキャンスマイル。2周目の3コーナーから徐々に外に持ち出し、直線では外目を選択。追い出したあたりで一瞬エタリオウに前を塞がれるような場面もあったが、しっかりとスペースを見つけて馬群を抜け出した。勝ち前の2頭には差をつけられたが、10番人気での3着なら上出来といえるだろう。
「ラインスピリットではインコースを突いて、カンタービレは今回のユーキャンスマイルと同じく脚をしっかり溜めて上位にもってきました。武騎手がしっかり存在感を示していますね。京都はとりわけ得意な武騎手ですが、ペースや展開を読み切った『神騎乗』とも評価されています。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!