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武豊「JRA牝馬クラシックお手馬」ゲット! 超絶末脚シェーングランツでG1戦線の中心へ

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武豊「JRA牝馬クラシックお手馬」ゲット! 超絶末脚シェーングランツでG1戦線の中心への画像1

 先週末土曜日、心地よい秋晴れの元、東京競馬場では阪神ジュベナイルフィリーズの前哨戦である第7回アルテミスS(2歳牝馬・G3)が行われた。

 今回、後の牝馬重賞戦線の活躍を約束される舞台となっている同レースには、2戦2勝無敗のダイワメジャー産駒グレイシア、ソウルスターリングの半妹シェーングランツ、ミスエルテの半妹ミディオーサ、フサイチエアデールの娘ビーチサンバ 、前走6馬身差勝ちエールヴォア、クローバー賞勝ち馬ウインゼノビアなど、かなりの素質馬が揃った。

 その中でも、1番人気に支持されたのは単勝オッズ2.9倍で田辺裕信騎乗のグレイシア。2番人気は浜中俊騎乗のエールヴォア、そして3番人気にはJ.モレイラ騎乗のミディオーサとなった。が、勝ったのは直線で父譲りの末脚で弾けた6番人気、武豊騎乗のシェーングランツ(2歳牝 美浦・藤沢和雄厩舎)だった。

 同レースはスタートの良かったライデンシャフトが逃げると、その直後に1番人気のグレイシア、キタイ、トスアップ、アズマヘリテージあたりが先団を形成した。

 その後ろに3番人気ミディオーサ、4番人気ウインゼノビアがつけた。そして中段に2番人気エールヴォア、ビーチサンバが追走。武豊騎乗のシェーングランツはスタートももさっとして出脚もなく、一団の後ろで追走するのがやっとのようで馬群最後方からの競馬となった。

 4コーナーを回り直線に入ると先行勢を松岡正海騎乗のウインゼノビアが捕まえにかかった。さらにその外からは藤岡康太騎乗のビーチサンバがそれらをまとめて交わすと残り200mあたりで先頭に立った。”やはり、金子真人氏の馬が強いか?”と思ったその時、大外から飛んできたのがシェーングランツである。

 後方で待機していたシェーングランツ。藤岡康太騎手とビーチサンバは普通なら完全に勝ちパターンの強い競馬だった。だが、ゴール直前で脚を計っていたかのような華麗な追い込みを魅せたシェーングランツがゴール直前でビーチサンバを捉え、勝利した。まるで天才武豊がレース前に脳裏で思い描いたシミュレーションそのものといったレース結果のようだった。

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