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武豊オジュウ「解消」も!? ダイヤモンドS挑戦なら乗れず

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 昨年は陣営の大目標だった有馬記念出走を果たしたオジュウチョウサン(牡8歳、美浦・和田正一郎厩舎)。レースは9着に終わったものの、そのチャレンジは多くの人の感動を呼んだ。

 そのオジュウチョウサンは現在、千葉県の和田牧場でリフレッシュ中。管理する和田調教師は今年の始動戦として、2月16日に東京競馬場で開催されるダイヤモンドS(G3)を視野に入れていると語っている。

 ダイヤモンドSは3400mという長距離戦。だがオジュウチョウサンはこれまで4000mを超える障害G1で勝利を収めてきた。平地ではまだ1000万下を勝利した準OP馬であるため、除外されてしまう可能性は捨てきれないが、出走できれば面白い存在だと目されるのは間違いない。

「現役屈指のスタミナを誇るだろうオジュウチョウサンにとって、このレースはまさにうってつけ。出走できれば人気を集めることでしょう。

 ただ問題は鞍上です。平地で主戦を務めた武豊騎手は、サトノダイヤモンドの半妹であるリナーテで同日に開催される京都牝馬S(G3)へ出走する予定。先約が入っている以上、それを反故にすることは考えづらいですね」(競馬記者)

 オジュウチョウサンのオーナーである長山尚義氏(名義はチョウサン)は、武豊騎手に全幅の信頼を置いている信者のひとりとして知られている。そのため、武豊騎手を鞍上に手配できなければ出走を見送ることも考えられるだろう。

「和田正一調教師は、6日に武豊騎手から『次はどこですか?』と聞かれたと明かしています。その時はダイヤモンドSへの出走が確定したわけではないので、『騎乗依頼は行っていない』と話していました。有馬記念後、長山氏が『もう少し思い切って乗ってほしかったな』と武豊騎手の騎乗に対して苦言を呈したため、昨年末から『コンビ決裂』の可能性も示唆されていましたが、まだ関係は継続しているようですね。

 ですが武豊騎手がほぼ乗れないことが判明しているにもかかわらず、ダイヤモンドSへの登録を行ったりした場合は、昨年のような蜜月ではないと考えてもよさそうです」(競馬誌ライター)

 昨年の競馬界で注目を集めたオジュウチョウサン×武豊騎手のコンビ。このコンビを再び見ることはできるのだろうか?

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