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JRA大阪杯(G1)「好走ジンクス」エポカドーロに追い風が……「不完全燃焼」続くもここで一発か

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 今週末、阪神競馬場で開催される大阪杯(G1)。昨年の皐月賞馬エポカドーロ(牡4歳、栗東・藤原英昭厩舎)が復活を果たすべく出走する。

 皐月賞では7番人気ながら、上位人気だったワグネリアンやステルヴィオらを蹴散らし、勝利したエポカドーロ。日本ダービー(G1)ではワグネリアンの後塵を拝したものの2着。春のクラシックで好成績を残し、秋以降の飛躍にも期待が集まっていた。

 ところが秋初戦の神戸新聞杯(G2)で1番人気ながら4着に終わると、菊花賞(G1)で3番人気に支持されるも8着と惨敗。レース後、主戦の戸崎圭太騎手は、調子は悪くなかったものの、「距離が長かったかもしれません」と敗因を語っている。

「今年は中山記念(G2)から始動。本馬も含めてG1馬が5頭も出走したこの1戦は、伏兵ウインブライトが勝利し、エポカドーロは5着に終わっています。ちょっと不完全燃焼のレースが続いていますね。

 今回の大阪杯を前に、藤原英調教師は『日刊スポーツ』に登場して『高速馬場だとしんどいところがある』と前走の敗因を分析。たしかにエポカドーロが勝った皐月賞も稍重の中で行われたレースでした。そして『雨が降ったり、いろんな条件が合えばね。あとはオルフェーヴルの血やな』と、雨と父の血の覚醒を願っていました」(競馬誌ライター)

 日本気象協会公式の天気予報専門メディア「tenki.jp」では、今週末の阪神競馬場は土曜日が曇一時雨。開催日である日曜日は曇のち晴となっている。いまのところ、天はエポカドーロの味方にはならないようだ。

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