
JRA「WIN5」有馬記念(G1)以来「4億6000万円」キャリーオーバー発生!! 「歴代最高配当」記録の先週に続く大波乱で的中者「0」……

3日、指定された5レースの単勝を当てる「WIN5」が5レースを終えて「的中者なし」。昨年の有馬記念(G1)開催週以来となるキャリーオーバーが発生し話題になっている。
WIN5といえば先週、歴代最高配当となる4億7180万9030円が飛び出したばかり。今週は全国的に雨だったこともあってか、中山、阪神、小倉の3開場揃って馬券が荒れに荒れた。
まず1レース目は阪神の武庫川S(1600万下)。12頭中7番人気の伏兵コスモイグナーツで国分恭介騎手が見事な逃げ切り。三連単10万馬券超えの波乱を演出し、WIN5の的中は18万5531票からスタートした。
続く2レース目は中山の総武S(1600万下)。単勝2.0倍のハイランドピークが5着に敗れる最中、勝ったのは最低人気のマイネルオフィール。柴田大知騎手が単勝160.1倍の超大穴で穴男ぶりを発揮した。これでWIN5の的中は一気に1625票まで激減……「超高配当」の気配が出始めた。
3レース目の太宰府特別(1000万下)は5番人気のカレンシリエージョが勝利したが、実はこれがこの日のWIN5で最も堅い勝ち馬。128票が生き残っていたが、ここからさらなる”荒波”が襲う。
今週のWIN5が2週連続の超高配当の気配から一気に「キャリーオーバー」濃厚となったのが、4レース目の大阪城S(OP)だった。勝ったのは15頭中13番人気のスピリッツミノル。単勝は109.8倍と、またも単勝万馬券となっている。こちらも穴男としてファンに親しまれている酒井学騎手の一仕事でWIN5の的中票は、わずか7票といよいよ追い詰められた。
一縷の望みが託された5レース目の弥生賞(G2)だったが、池添謙一騎乗の10頭中8番人気のメイショウテンゲンが鮮やかに差し切る、またも波乱の結果……。ちなみに前回キャリーオーバーを決定的なものにした有馬記念(G1)を勝ったのも池添騎手だった。
結果的に「的中者なし」となり、キャリーオーバーとして4億6498万5570円が次週に持ち越されることとなった。
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