真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.04.22 13:45
JRA天皇賞・春(G1)フィエールマン「超スロー」は危険!? 「大得意」超高速馬場の上がり勝負に潜む”落とし穴”とは
編集部
28日に京都競馬場で行われる天皇賞・春(G1)は、平成最後のG1となる。ちなみに平成の30年間で菊花賞馬は13勝。勝率にして約43%のハイアベレージだ。出走馬唯一のG1勝ちとなる菊花賞馬フィエールマン(牡4歳、美浦・手塚貴久厩舎)が平成14度目の戴冠なるか。
昨年の菊花賞(G1)は史上稀に見る究極の上がり勝負だった。
勝ったフィエールマンが記録した上がり3ハロン33.9秒(メンバー最速タイ)は、過去10年の勝ち馬としては最速。単純なタイムだけでも、2010年にほぼ最後方からクォークスターが記録した33.5秒に次ぐ、3000m級のレースとしては異例の速さである。
そういった点で先週21日の京都競馬場では、比良山特別(1000万下)が芝2200mの日本レコードで決着。
メインのマイラーズC(G2)でも、勝ったダノンプレミアムを筆頭に上位7頭が上がり3ハロン32秒台を記録するなど、開幕週らしい超高速馬場だった。現在の京都競馬場の芝コンディションは「絶好」といえるだろう。これはキャリア5戦中4戦で、上がり最速を記録しているフィエールマンにとって追い風に違いない。
ただ、それには今週末も高速馬場が持続することが大前提。記者曰く、天候は”微妙”だという。
PICK UP
Ranking
11:30更新- ジャスティンミラノを大幅に上回った「期待の良血」がG1に向けて出陣! C.ルメールに替わる新パートナーは「初制覇」のチャンス到来?
- 【フローラS】「批判覚悟の出走」が1000万馬券の大波乱を演出!除外された武豊の超良血は幻のG1馬に…「東京マスター」菅原明良と挑む渾身の権利獲り
- 「ルメールショック」が木村哲也厩舎に直撃?桜花賞に続き皐月賞も人気馬が凡走…主戦騎手不在で「13連敗」の急ブレーキ
- 【NHKマイルC】川田将雅ジャンタルマンタル参戦で浮上した「鞍上問題」…陣営と繋がり強い「三冠騎手」が有力候補? その背中に跨るのは
- セリフォス、ナミュールも不安?2024年マイル戦線は異常事態!マイラーズCは“安田記念を見切った格下馬”の激走に要注意!
- JRA「隠れ最強馬」が待ちに待った戦列復帰…ジャスティンミラノに引け取らない実力、令和の「マツクニローテ」再現あるか?
- コスモキュランダ次走ダービーも「鞍上未定」の怪…J.モレイラ続投が決まらない理由に「身元引受調教師」の影響も?
- JRA横山典弘「再登板」もファンの胸中は複雑!?ソダシでも主戦騎手が降板の過去…「騎乗批判疑惑」で物議醸したコンビが復活
- タガノエルピーダ×M.デムーロ「新タッグ」でオークスヘ!「タイトルを獲得したいものと夢見ております」悲願の初G1制覇目指す名オーナーの希望となれるか
- 【福島牝馬S(G3)展望】今年「50戦0勝」騎手が本命馬に騎乗!? リバティアイランドに迫った実力を示せるか