真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.07.10 06:45

JRA「勝てない……」エアスピネルここは楽勝必須! 函館記念(G3)で「課題」と「一族の呪縛」断ち切る?
編集部
7月14日、荒れるハンデ戦として名高い函館記念(G3、芝2000メートル)が行われる。断然の実績を持ち1番人気が予想されるエアスピネル(牡6歳、栗東・笹田和秀厩舎)について検討する。
エアスピネルの重賞勝ちは2歳時のデイリー杯2歳S(G2、芝1600メートル)、4歳時の京都金杯(G3、芝1600メートル)と富士S(G3、芝1600メートル)の3つ。また、2015年の朝日杯FS(G1、芝1600メートル)で2着、2017年のマイルCS(G1、芝1600メートル)で2着というG1実績もある。今回の函館記念に登録しているメンバーではダントツの戦歴を誇る一流馬だ。
3歳クラシック戦線では日本ダービー馬マカヒキや菊花賞馬サトノダイヤモンドたちと差のない競馬をして皐月賞(G1、芝2000メートル)で4着、日本ダービー(G1、芝2400メートル)で4着、菊花賞(G1、芝3000メートル)で3着という結果を残した馬。ここは貫禄にものを言わせて楽勝しても当然だ。
しかし、だからといって単勝1倍台の圧倒的支持は集めそうもない。誰もがエアスピネルの勝負弱さを知っているからだ。
3歳クラシックが終わり4歳になると、陣営は春の大目標をマイルの安田記念(G1、芝1600メートル)に置く。3歳時からベスト距離はマイルという指摘も多かったので、納得の路線設定だった。実際、4歳初戦の京都金杯を勝利するとマイル王の最有力候補として大きく期待される。
PICK UP
Ranking
11:30更新【東京新聞杯(G3)予想】ナミュール、ピンハイは力不足で切り!? 切れ味だけでないマイル重賞だから拾える穴馬をチョイス
和田竜二「200連敗」の原因にJRA新ルール? “闘魂”を奪われたファイターが大苦戦…遠い2023年初勝利
ダート王ジュンライトボルト「冷徹」主戦降板劇に同情の声…G1初制覇の若手騎手→世界のR.ムーアでサウジCへ
- 【きさらぎ賞(G3)予想】オープンファイアは「遅い」ので切り!少頭数だから3連複1点で仕留める!
- 【共同通信杯(G3)展望】福永祐一「重賞13勝」の得意コースで最後の騎乗!ダノンザタイガー、レイベリングら強敵相手に一発狙う
- 【京都記念(G2)展望】武豊「ダービー馬としてのメンツがある」、復活勝利はドウデュースか、エフフォーリアか…
- 武豊&ライトクオンタム、桜花賞「直行」に蘇る5年前の明暗。アーモンドアイが全国区になり、ラッキーライラックの無敗街道が終わった日
- 鮫島克駿「痛恨の敗戦」に大先輩・岩田康誠をチクリ!? キタサンブラック産駒の秘密兵器がクラシック黄色信号…
- JRA武豊「G1級」超強力パートナーをゲット! C.ルメール、福永祐一も能力の高さに太鼓判、嬉しい誤算が舞い込んだ裏事情
- 今村聖奈が快勝も「ブチ切れ案件」? JRA安藤勝己氏「ルメール向きの馬やない」賛否分かれた降板を一刀両断! 武豊、福永祐一に匹敵する注目度の騎手?【週末GJ人気記事ぶった斬り!】