真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.12.01 16:17

チャンピオンズC(G1)クリソベリルが無敗の新王者!JRA G1・17連敗「『申し訳ない』と思っていた」川田将雅ついに今年G1制覇!
編集部
この男らしく、ガッツポーズはなかった。
1日、中京競馬場で行われたチャンピオンズC(G1)は、2番人気のクリソベリル(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎)が優勝。鞍上の川田将雅騎手は、ようやく今年JRA・G1初勝利となった。
新旧ダート王が激突したダート1800mのレース。好スタートを決めた武豊騎手のインティが宣言通りハナに立って主導権を奪うと、外から掛かり気味にテーオーエナジーが2番手。
1000m通過は60.8秒と、例年よりも1秒ほど速いペース。レース後、川田騎手が「インティが(レース)運んでくれたので、その後ろを楽に獲れた」と振り返っている通りクリソベリルが、その直後。1番人気のゴールドドリームといった人気馬も、早めの競馬となった。
インティが先頭のまま最後の直線に入ると、その直後からクリソベリルが抜け出しにかかる。やや前に出るにも戸惑っている、中からゴールドドリームが強襲。最後は3頭による激しい叩き合いとなったが、無敗の3歳王者がわずかに抜け出してゴールした。
「最後の直線で、前を行くインティが少し邪魔になったんですが、川田騎手は冷静でしたね。抜け出してからはゴールドドリームとの激しい叩き合い。今年、G1の舞台でC.ルメール騎手に散々やられている川田騎手だけに『またか!』と思いましたが、最後はクビ差だけ前に出ました。川田騎手としても溜まった鬱憤が晴れたのではないでしょうか」(競馬記者)
「たくさん人気馬に乗せて頂き、僕自身『申し訳ないな』と思っていました」
PICK UP
Ranking
11:30更新「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- セイウンハーデスにも襲い掛かった「不治の病」…“奇跡の復活”カネヒキリ以来の伝説に挑む
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
- 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター