JRA武豊の同期・蛯名正義騎手「落馬重傷」で2019年終了……キャリア最低年間15勝「このまま引退?」が囁かれる事情
28日、中山競馬場で行われた2歳未勝利戦でグーガルドリームズに騎乗した蛯名正義騎手が、本馬場入場後に落馬。検査の結果、右踵骨粉砕骨折と診断された。
2019年のJRA開催最終日となったこの日、関東を代表する大ベテランにとって、思わぬ形の今年最終騎乗となってしまった。
「まだキャリアの浅い2歳馬ということもあって、グーガルドリームズも相当イレ込んでいたようです。蛯名騎手が落馬した後、菅原明良騎手へ乗り替わりが発表されましたが、菅原騎手が駆けつける前に暴れて放馬……。
コースを3週ほどした後、結局、発走除外となりました。
蛯名騎手の全治など詳しい発表はまだですが、粉砕骨折ということで長期休養になると思います。騎手として微妙な時期なので、元気に復帰してくれればいいんですが……」(競馬記者)
記者の言う「微妙な時期」とは、蛯名騎手が昨年、今年と調教師試験を受験していることだ。武豊騎手の同期としても有名で、来年には51歳。言い換えれば、騎手引退が目の前に迫っているということだ。
実際に蛯名騎手は今年、調教師試験に向けて騎乗を制限していた。
年間15勝はキャリア最低の成績だ。本人は「すぐに(騎手を)辞めることはない」と発言しているが、気持ちはすでに次のステージへ向いている。今年は残念ながら試験不合格となったが、蛯名騎手の実績を鑑みれば、来年の合格も十分にあり得る。
「心配ですが、幸い命に別条はない模様。長期休養になるのは残念ですが、怪我の功名ではないけど、この期間を有効利用してじっくり試験対策をしてほしいですね」(別の記者)
状況を知ったファンも衝撃に包まれる中、ネット上のSNSなどを通じ「心配や……」「しっかり治してターフに帰って来て!」「このまま騎手引退になってほしくない」「復活待ってます!」など、蛯名騎手を気遣い応援する声が続々……。
今年の調教師試験が不合格だった際、自身の公式Twitterを通じ「僕の心は全く折れてないよ!『継続は力なり』やっぱり馬が好きなんだよね」とコメントしていた蛯名騎手。思わぬアクシデントで2019年を終えることとなったが、復帰の日を楽しみに待ちたい。
PICK UP
Ranking
23:30更新
JRA三浦皇成「大躍進」の影にC.ルメールの言葉。関東リーディング2位の”復活劇”が示した「外国人旋風」との付き合い方
「明暗」分かれたスワーヴリチャードとレイデオロ、評価と成績で逆転されるも…巻き返しに期待出来そうなワケ
不良馬場「一度もなし」は本当か? 函館記念3連覇を果たした「伝説の巧者」次代のエリモハリアーを探せ! 夏の北海道シリーズがいよいよ開幕- 【ジャパンC】「ハナ争い」はタイトルホルダーとパンサラッサで決まり?二強を脅かす快速馬に波乱の予感…両雄並び立たずの可能性を探る
- 「マイラー認定」から常識破りの成長力! C.ルメール「今日は勝ち馬が強すぎました」遅れてきた大器ピースワンデュックが菊花賞(G1)戦線に浮上
- JRAの前身「風紀を乱す」騎手免許合格もデビュー直前にレース出場を禁止…無念のまま引退、29歳で早世した悲劇の女性騎手“第1号”【競馬クロニクル 第25回】
- JRAルメールはノーザン天栄にとってもはや「神様」? 土日6勝も関係者が頭を抱えたワケ
- 【ジャパンC】パンサラッサ「魂の57.6秒」に絶賛の嵐!川田将雅「すばらしい経験ができた」安藤勝己氏「美しいレース」イクイノックスの強さ際立つも、名優が残した爪痕
- 【天皇賞・春(G1)展望】「長距離王」タイトルホルダーVSジャスティンパレスら4歳三銃士!「落馬→覚醒」シルヴァーソニックはD.レーンでリベンジなるか
- JRA阪神大賞典(G2)武豊とメジロマックイーンが残した「31年前の軌跡」引き継がれた偉大な血が躍動する「夢舞台への系譜」














