
JRA「崩れない古豪」サクラアンプルールのいぶし銀。蛯名正義騎手とともに中山重賞で光放つ
20日に行われるAJCCには中山巧者として知られるサクラアンプルール(牡8歳、美浦・金成貴史厩舎)が出走する。好走の可能性を探ってみよう。
大手競馬ポータルサイト「netkeiba.com」でのユーザー投票による予想オッズではサクラアンプルールは4番人気。つまり、フィエールマン、ジェネラーレウーノ、ダンビュライトの3強に次ぐ人気だ。実際のレースでも4、5番人気になりそう。中山コース実績は【3・1・2・5】。馬券圏内率は50%を超える。中山のレースに出走すれば常に馬券検討の対象にしなければならない。
明け8歳となった古豪。とはいえ、本格化したのは一昨年だ。2016年の暮れ、中山の美浦S(1600万下、芝1800メートル)を勝ってオープン入り。年が明けて2017年の1月、初のオープン戦となった白富士S(オープン、芝2000メートル)でいきなり2着に好走。続く中山記念(G2、芝1800メートル)でネオリアリズムの2着に激走。一躍その名を知らしめた。
その後、札幌記念(G2、芝2000メートル)を優勝。昨年は日経賞(G2、芝2500メートル)で3着、函館記念(G3、芝2000メートル)で2着と、まだまだ衰えていない底力を示した。本格化した2017年以降、中山コースに限った成績を見てみよう。
2017年2月 中山記念 2着
2017年12月 有馬記念 16着
2018年2月 中山記念 4着
2018年3月 日経賞 3着
2018年12月 有馬記念 7着
有馬記念(G1、芝2500メートル)以外はすべて好走している。しかも、2017年の有馬記念はスワーヴリチャードの斜行による大きな不利があっての最下位。昨年、大外16番という不利な枠での7着は好走と言える。上がり3Fは3位の脚を使った。距離的には1800メートルから2500メートルまでこなしている。このAJCCで好走できる可能性が高いことがよくわかる。
PICK UP
Ranking
11:30更新川田将雅「ルール違反疑惑」の現場関係者にブチ切れ!? マスコミ関係者に注意喚起の即通達…怒りを隠せなかった「目に余る行為」とは
JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
- JRA武豊「キタサンブラックで行きたかった」凱旋門賞(G1)制覇への思い。ディープインパクトより「強い馬じゃないと勝てないということはない」悲願達成のキーポイントとは
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA阪急杯(G3)川田将雅ブチギレ怒声「ユーイチ!!」から1年……ダノンファンタジーVSレシステンシアは「鞍上」因縁対決?