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JRA蛯名正義騎手「引退へ」カウントダウン本格化? 武豊「往年のライバル」が2年連続の調教師試験へ「騎乗制限」の本腰

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 順調に行けば、来年3月でムチを置くことになるのかもしれない。

 28日に札幌競馬場で行われたクイーンS(G3)は、1番人気のミッキーチャームが優勝。昨年の秋華賞(G1)2着馬が、2つ目の重賞制覇を飾り、秋のG1戦線へ大きな弾みをつけた。

 一方、今年33年目のベテラン蛯名正義騎手が騎乗したダノングレースは、6番人気の支持を集めたものの最下位に大敗。人馬共に厳しい結果となった。

 この日、前日の新潟から札幌入りした蛯名騎手はクイーンSだけの“一鞍入魂”の参戦。直前には『サンスポ』の取材に「動きは大丈夫」と期待を寄せていたが、最後の直線で進路を失う不利……この夏は本日だけの「地元」北海道参戦となる見込みで、寂しい結果となってしまった。

 そして、関係者の間では、これが蛯名騎手にとって「地元での最後の騎乗になるのでは」という話が囁かれている。

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