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JRA蛯名正義騎手「引退へ」カウントダウン本格化? 武豊「往年のライバル」が2年連続の調教師試験へ「騎乗制限」の本腰

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「蛯名騎手は昨年に続き、今年も調教師免許の試験を受けるそうです。本人は『騎手免許がある限り乗り続ける』と、すぐに引退するわけではないことを強調していますが、前日も新潟で1鞍だけの騎乗でしたし、7月に入ってからは1日1鞍か2鞍程度の騎乗。試験に向けて、かなり騎乗を制限している感があります」(競馬記者)

 例え、競馬に精通した現役の騎手であっても、調教師試験のハードルは決して低いものではない。

 だが、一般論として1年目よりも経験を積んだ2年目の方が、合格率が高まることは確実だろう。デビューから33年間、トップ騎手として一線で戦ってきた蛯名騎手の実力と実績を鑑みれば、2度目の今年に合格する可能性も十分に考えられる。

「実際に武幸四郎騎手や中舘英二騎手といった有名どころも2度目の試験で合格していますし、蛯名騎手にとっても『今年こそ』という気持ちはあって当然でしょう。今年まだ9勝と100勝を超えていた全盛期とはかけ離れた成績ですし、気持ちがかなり調教師に傾いていてもおかしくはないと思います。合格すれば最短で、来年の3月で引退という可能性も否定できません」(同)

 武豊騎手の同期として、関東の騎手界を引っ張る存在だった蛯名騎手。50歳を迎え、いよいよ本格的に引退へのカウントダウンが始まっているのかもしれない。

 また、蛯名騎手と同じように、関西の有名ベテラン騎手の引退も間近に迫っている可能性があるという。

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