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JRAルメールでステイフーリッシュ復活!? AJCC(G2)で忘れたころに……はあるか

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 26日(日)に中山競馬場で開催されるAJCC(G2)。春の古馬中長距離路線での活躍を目指す馬たちが始動戦に設定することが多いこの1戦で、ステイフーリッシュ(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎)に熱視線が送られている。

 昨年は中山金杯(G3)、京都記念(G2)と2戦連続2着と好調なスタート。大阪杯(G1)では13着と大敗したものの、鳴尾記念(G3)、函館記念(G3)でともに3着と馬券圏内に入ってみせた。

 フィエールマンらG1クラスが出走した札幌記念(G2)では力及ばず9着に終わったものの、福島記念(G3)では2着と再び巻き返す。だが、1年をいい形で締めくくるべく向かったチャレンジC(G3)では4番人気を裏切り、10着に終わっていた。

「昨年の最終戦は残念な結果に終わりました。ですが、ステイフーリッシュは位置取りに苦戦したため、展開がまったく向かず、さらに最後の直線では他馬と接触するという憂き目にあっています。二桁着に終わりましたが、結果は度外視してもいいのではないでしょうか。G1クラスならば、まだしもG2、G3では上位を狙える存在だと思います」(競馬誌ライター)

 G1ならばいざ知らず、今回はG2。メンバー的にも好勝負になりそうだ。陣営としても18年の京都新聞杯(G2)以来の重賞勝ちを狙っているはずだ。

「1週前追い切りは、坂路で一杯に追われて、4F53秒4、ラスト12.8秒を記録。調子は悪くなく、最終追い切りではさらにいい動きを見せてくれそうです。ステイフーリッシュは中山競馬場での経験は少ないですが、2走して2着1回、3着1回と馬券圏内を外したことがなく、相性は悪くない点もいいですね。

 そして今回は、中谷雄太騎手からC.ルメール騎手へ手替わり。現役No.1騎手を味方につけたステイフーリッシュがどんな走りを見せてくれるのか、期待が集まります」(競馬記者)

 これまであと一歩のところで勝利を逃してきたステイフーリッシュ。ルメール騎手の手綱さばきで、約1年8カ月ぶりの勝利を上げることができるのだろうか。

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