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JRA「マーフィーさまさま」戸田博文師絶好調の裏で「免許はく奪」危機だった?

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 今年の競馬が開幕してまもなく1カ月が経とうとしている。騎手リーディングではO.マーフィー騎手が18勝をあげてトップに君臨。昨年同様、マーフィー旋風が巻き起こっている。

 このマーフィー騎手の力添えもあり、年明けから順調に勝ち星を伸ばしているのが、戸田博文厩舎だ。先週も管理馬のフラテルニテが4歳以上1勝クラス、ダイシンインディーが初凪賞(1000万下)をそれぞれ勝利。現在、5勝をあげて調教師リーディングでは2位にいるが、その内3勝をマーフィー騎手とのタッグであげている。

「戸田調教師は、以前からマーフィー騎手がお気に入り。今年もすでに6度も管理馬に騎乗してもらっています。マーフィー騎手は腕利きなだけに、さまざまな調教師からも声がかかっているようですが、エージェントも“強面”な戸田先生と穏便に付き合うため、いろいろと配慮しているようです。

 短期免許の期間は残りわずかですが、マーフィー騎手はこれからもAJCC(G2)でラストドラフト、地方では川崎記念(G1)のデルマルーヴルと、戸田調教師の有力馬への騎乗が予定されているようです。どこまで成績を伸ばせるか楽しみですね」(競馬誌ライター)

 近年稀に見るほど良好なスタートを切った戸田調教師。順風満帆に見えるが、その裏で厩舎運命を左右する一大事が起こっていたという。

「先週、調教師の免許更新があったのですが、戸田先生は1番最後に回され、時間無制限で聴取が行われました。どうやらその一番の理由が、昨年発覚した松若風馬騎手への粗暴な行為。あの一件で過怠金20万円の制裁を受けていましたが、やはりあれだけで終わらすわけにはいかないと判断されたのでしょう。

 またこれ以外にも自厩舎のスタッフに怒鳴ったり、手を上げたりするなどのウワサについても聞かれたみたいですね。そのため、『免許はく奪!?』などの厳しい処罰を予想する声もありましたけど、最終的には馬房の削減で落ち着いたみたいです」(競馬関係者)

 以前からスタッフだけではなく、騎手やエージェントとのトラブルも絶えないといわれる戸田調教師。今回の処分で、自身の言動を顧みてもらいたいものだが、果たして……。

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