JRA戸田博文師「マーフィーラブコール」実現せず? 数多の騎手とトラブル情報を入手

戸田博文調教師が松若風馬騎手に対し、蹴るなどの粗暴に及んだとして、過怠金20万円の制裁を受けた一件。先日当サイトは、ふたりの遺恨がこの事件の遠因だったと伝えた。
そしてさらに関係者たちに話をうかがったところ、JRAには松若騎手以外にも戸田調教師と揉めたことがある騎手が大勢いると、新聞記者が明かしてくれた。
「戸田調教師といえば、天皇賞・春(G1)を連覇したフェノーメノを管理していたことでも知られていますが、主戦だった蛯名正義騎手ともすっかり疎遠になり、騎乗依頼は少なくなりました。さらに岩田康誠騎手はいちょうS(OP)のブレイクランアウト、浜中俊騎手はソールインパクトで挑んだ毎日杯(G3)での騎乗が、戸田調教師の逆鱗に触れて依頼が激減したといいます。
最近では、弥生賞(G2)でラストドラフトに騎乗した田辺裕信騎手が、『何であんな変な逃げ方したんだ』などとグチグチ責められたみたいです。田辺騎手もさすがに嫌気が差したようで、エージェントにちょっと距離を置くようにお願いしている、なんてウワサもありますね」(競馬記者)
とにかく騎手に厳しく注文をつける戸田調教師だが、その怒りをエージェントにぶつけることもあったという。
「それに予定が入っているにもかかわらず、自身の管理する馬の騎乗依頼をねじ込もうとすることもあるのだとか。これにエージェントが参ってしまい、担当している騎手が管理馬に騎乗した際に揉めたこともあり、『あまり関わらなくても大丈夫』と進言したこともあったそうです」(競馬関係者)
そんな戸田調教師にも、お気に入りの騎手が存在しているという。
「今では主戦が武藤雅騎手、2番手が三浦皇成騎手といった感じです。ただ最近ではレース後に武藤騎手に説教している姿が多く見られるようになりました。先輩たち同様、袂を分かつことがないか心配です。
また外国人騎手ではO.マーフィー騎手を重用。今年は6回も管理馬に乗ってもらっていますし、すでにジャパンダートダービー(G1)で2着に入ったデルマルーヴルの騎乗依頼を出していて、浦和記念(G2)に向かう予定とのこと。
戸田調教師としては、日本にいる間は一鞍でも多くマーフィー騎手に乗ってもらいたいはず。ですが、彼はノーザンファームの有力馬で、スケジュールが押さえられますからね。なので今度はマーフィー騎手のエージェントに『何で俺の馬に乗らないんだ』と食って掛からないかと心配されていますよ」(美浦関係者)
戸田調教師が今のやり方を変えない限り、騎乗依頼を受ける騎手はどんどんいなくなるのでは……。
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