
JRAヴェンジェンス「インティ再撃破」へ京都開催なら!「2020異例」の東海S(G2)幸騎手も馬にも有力データ!
26日(日)に京都競馬場にて東海S(G2)が開催される。
従来は中京競馬場のダート1800mで開催されている重賞だが、京都競馬場改修の番組調整で、今年は京都競馬場のダート1800mで行われる。
フェブラリーS(G1)を目指す馬にとっては重要な一戦で、今年もダート巧者がそろい踏みした。
中でも昨年は帝王賞(G1)、みやこS(G3)の大敗で評価を落としながらも、チャンピオンズC(G1)で逃げ粘り、クリソベリルに0.2秒差の3着に入って再評価されたインティが連覇をかけて登録しており、人気になると思われる。
そのインティをみやこSで破ったヴェンジェンス(牡7、栗東・大根田裕厩舎)に注目してみたい。
昨年はすばるS(OP)から始動。1番人気に推されるも9着と凡走し、人気を裏切った。しかし、続く大和S(OP)で3着と巻き返す。さらにポラリスS(OP)、天保山S(OP)と連勝して臨んだプロキオンS(G3)で3着と好走。
秋は太秦S(OP)で2着し、7番人気と低評価だったみやこSでは、後方から怒涛の追い込みを図り、圧倒的人気だったインティを軽々と交わして初重賞制覇を飾った。だが、チャンピオンズCではいいところなく7着に沈んでいる。
ヴェンジェンスは京都のダートコースで9戦しており、1勝2着3回3着2回で連対率44.4%とそれなりの数字を残している。これに加えて、今年の東海Sの舞台となる京都ダート1800mに絞ると、2戦して1勝2着1回と連対率100%を誇る。そのうちの1戦がインティを破ったみやこSであり、その価値は高い。
鞍上は主戦騎手である幸英明騎手が務める。ヴェンジェンスの26戦のキャリアのうち、20戦を幸騎手が騎乗しているが、馬券圏内を外したのはわずか6回。残りの14戦はすべて馬券圏内に持ってきているので、この馬を知り尽くしていると言えよう。
その幸騎手だが、昨年は京都ダート1800mで8勝2着3回3着8回という成績を残している。8勝という数字は他場の全コースの中でもっとも多い勝ち星であり、いかに幸騎手がこのコースを得意としていたかがわかる。また、今年挙げている6勝のうち2勝がやはり京都ダート1800mなので、今年もその傾向が続いていると考えられる。
騎手と馬の相性は抜群。さらに騎手とコースの相性も馬とコースの相性も良く、人気になるであろうインティはすでに一度負かしたことのある馬。さらに斤量差が2㎏あるとなると、ヴェンジェンスに有利に働くのは間違いない。
インティが強いのは間違いないが、それを覆すだけのデータはそろっている。ここでみやこSが再現されてもおかしくはない。
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