JRA「勢い本物」ヴェンジェンスの一撃は?問題は枠か
1日(日)に行われるチャンピオンズC(G1)。クリソベリル、オメガパフューム、ゴールドドリーム、さらにインティ、チュウワウィザードなど、G1馬たらが熾烈な争いを繰り広げると見られている。そんな中、上位に割って入ることが期待されている穴馬がヴェンジェンス(牡6歳、栗東・大根田裕之厩舎)だ。
昨年まではパッとしなかったものの、今年のポラリスSと天保山Sで、OP戦2連勝を記録。プロキオンS(G3)では3着に終わったが、距離を伸ばした太秦S(OP)で2着と結果を残すと、みやこS(G3)では後方追走から、外を回って早めに進出すると、インティ、スマハマなど実績上位の馬を退けて優勝。重賞初制覇を飾っている。
「これまではダートスプリントを主戦場にしていましたが、距離延長が功を奏したのか、一気にその才能が花開いた感もありますね。前走で主戦の幸英明騎手は、約1年ぶりの勝利をあげました。レース後に『しっかりと賞金を加算できましたし、更に上を目指して一緒に頑張っていきたいです』と話しています。相手は強化されますが、気合いでは負けていないはずです」(競馬記者)
幸騎手が騎乗した1週前追い切りでヴェンジェンスは坂路4F53秒7、ラスト12秒5。菊沢助手は「反応を確かめる程度でしたが順調」だと明かし、「ここ2走で距離にもある程度のメドはついた」と話している。
「中京競馬場では勝ちこそないものの、2走して2着1回、3着1回と馬券圏内を外してはいないので悪いイメージはないでしょうね。
今回も頑張ってもらいところですが、ヴェンジェンスが入ったのは大外の8枠16番。過去10年、8枠で勝ったのは11年のトランセンドのみ。それ以外の年はこの枠の馬は馬券圏内にすら入っていません。展開に左右する脚質だけにこれは痛いのではないでしょうか? なにかこの逆境を打開する策があればいいのですが……」(競馬誌ライター)
最悪の枠を引いてしまったヴェンジェンス。G1馬たちに一泡吹かせることができるのだろうか?
PICK UP
Ranking
17:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
今村聖奈に続き坂井瑠星も“イチャイチャ動画”が流出!? パートナー愛を試される大一番
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRA若手騎手がコロナ禍の「合コン」発覚で師匠から大目玉! 遅刻、夜遊び、相次ぐ“素行不良”にモラル低下を危惧する声……、危機管理の甘さが導いたきっかけとは
- JRA「年度代表馬」史上最大のねじれ決着!? スペシャルウィーク白井元調教師らが”怒りの声”を上げたJRA賞の舞台裏
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
- 今の競馬ファンは「ハズレ馬券」を投げ捨てない? 競馬場から姿を消した「敗者の断末魔」と感情のままに宙を舞い続けた「ハズレ馬券」の現在
















