GJ > 競馬ニュース > マーフィー「関東蹂躙」
NEW

マーフィー「JRA関東蹂躙」戸崎圭太も三浦皇成も離脱でリーディング独り舞台がすさまじい

マーフィー「JRA関東蹂躙」戸崎圭太も三浦皇成も離脱でリーディング独り舞台がすさまじいの画像1

 今年も“マーフィー旋風”が吹き荒れている。

 昨年は1月だけで17勝をあげたが、今年は現時点ですでに18勝。騎乗回数は62回にも及び、勝率は29%、連対率43.5%、複勝率に至っては59.7%を記録。いずれも高い数値を叩き出し、全国リーディングでも武豊騎手、川田将雅騎手らを抑えてトップに君臨している。

 重賞勝ちこそないものの、これからラストドラフトでAJCC(G2)、コパノキッキングで根岸S(G3)と、有力馬への騎乗が控えているため、そちらも時間の問題といったところだろう。

「今年、初日から1番人気で3連敗。しかも、その最後は殿負けを喫するなど、一瞬雲行きが怪しくなりました。ところが次のレースで2020年初勝利をあげると、あっさりと連勝。翌日は中山競馬場で自身初となるJRA1日6勝をマークするなど、あれよあれよという間に勝利を積み上げ、リーディングトップに輝いています。

 ノーザンファームに呼ばれる形で日本参戦を果たしたマーフィー騎手ですが、もともとは香港のJ.モレイラ騎手の“後釜”。当初はお試しの意味合いも強かったようですが、圧巻の成績を残し、短期免許外国人騎手の中心的存在となりました。

 昨年スワーヴリチャードでジャパンカップ(G1)を制した際、ノーザンファーム代表の吉田勝己氏は『オイシン(マーフィー騎手)は凄いな!! ケタ違いに上手い。あの状況で迷わず内を突けるなんて……』と絶賛。この勝利でさらに手厚いバックアップも約束されたはずですし、これからも来日するたびに好調な成績を残すでしょうね」(競馬誌ライター)

 新春から好調なマーフィー騎手。だが、彼が活躍すればするほど、美浦の騎手たちにはお寒い状況が訪れそうだ。

「昨年、マーフィー騎手は1月末で帰国しましたが、美浦の騎手たちは2月が終わってもマーフィー騎手の勝数に並ぶことができなかったんです。3月3週目に三浦皇成騎手と戸崎圭太騎手が18勝目をあげ、その後、ようやく関東リーディングのトップが交代することになりました。

 ですが、今年はそのふたりは故障で戦線離脱中。現在の関東2位は横山典弘騎手で、マーフィー騎手に13勝差をつけられています。関東トップからマーフィー騎手を追い落とすのに、昨年以上の時間がかかるかもしれません」(競馬記者)

 今年、マーフィー騎手の関東首位はいつまで続くのだろうか?

マーフィー「JRA関東蹂躙」戸崎圭太も三浦皇成も離脱でリーディング独り舞台がすさまじいのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  2. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. セイウンハーデスにも襲い掛かった「不治の病」…“奇跡の復活”カネヒキリ以来の伝説に挑む
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
  9. 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
  10. 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター