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JRA【金鯱賞(G2)展望】「無観客競馬は歓迎?」サートゥルナーリアが始動! 大阪杯に向け注目の一戦

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 15日、日曜中京メインは金鯱賞(G2)が行われる。春の中距離路線を占う注目のレースであり、昨年はダービー以来の出走となったダノンプレミアムが勝利。2着リスグラシューは宝塚記念と有馬記念を制し、春秋グランプリ制覇の偉業を達成した。また、同レースの1着馬に大阪杯(G1)の優先出走権が付与される。

 最右翼と見られるのは、C.ルメール騎手が手綱を取る昨年の皐月賞馬サートゥルナーリア(牡4、栗東・角居勝彦厩舎)だ。

 ホープフルS(G1)から直行した皐月賞を制し、次走のダービー(G1)では単勝1.6倍の圧倒的支持を受けるも4着に惜敗する。秋は神戸新聞杯(G2)から始動、ヴェロックス、ワールドプレミアを寄せ付けず大楽勝、ところが現役最強馬対決で盛り上がった天皇賞・秋(G1)ではアーモンドアイに完敗の6着と敗退してしまう。有馬記念では再度の対決でアーモンドアイには雪辱を果たすが、1着リスグラシューに5馬身差の完敗を喫した。

 リスグラシューはすでに引退し、アーモンドアイはドバイを予定のために不在。天敵のいないここはサートゥルナーリアにとって落とせない戦いになりそうだ。

 4日の1週前追い切りは栗東CWで併せた。ゴールではきっちりと先着し、6Fを80.9-65.9-51.2-37.2-11.6でまとめる好内容。追い切りでは入れ込むこともなく、気性面の心配も感じられなかった。

 ただ、同馬がこれまで崩れたのはいずれも東京競馬場のレースであり、金鯱賞も東京と同じく左回りとなるのは気になる材料である。右回りと左回りでパフォーマンスが別馬のように感じられるほどだ。

 秋の天皇賞で同馬に騎乗したC.スミヨン騎手は「パドックはよかった。馬場に出てから(サートゥルナーリアは)別の馬になった」と振り返った。東京の地下馬道が苦手なのではないかという声もある。地下馬道については中山競馬場にもあるため、もしかしたら東京限定なのかもしれない。はたして中京ではどうだろうか。

 左回り自体が苦手なのか、東京競馬場限定なのか、はたまた観客の歓声なのか。JRAは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、先週に引き続き3月7日(土曜)、8日(日曜)の開催が無観客となった。この分だと来週の14日(土曜)、15日(日曜)もその可能性は十分に考えられる。金鯱賞もまた無観客開催となるようであれば、歓声で入れ込む懸念のあるサートゥルナーリアにとっては歓迎材料となりそうだ。金鯱賞の走りには大いに注目したい。

 また、1勝クラスから5連勝でチャレンジC(G3)を勝利して勢いに乗るロードマイウェイ、昨年の中日新聞杯(G3)を勝っているサトノガーネット、AJCC(G2)を3着した昨年の京成杯馬ラストドラフト、中京競馬場を得意とする福永祐一騎手で予定しているギベオンも一発を狙って虎視眈々。

 他にはケイデンスコール、ニシノデイジー、ブレスジャーニーなども出走を予定している。

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