GJ > 競馬ニュース > 【大阪杯(G1)展望】
NEW

【大阪杯(G1)展望】「G1馬5頭が競演」昨年6着の雪辱期すブラストワンピース、G1タイトル欲しいダノンキングリーVS強力牝馬2頭の構図

【大阪杯(G1)展望】「G1馬6頭が競演」昨年6着の雪辱期すブラストワンピース、G1タイトル欲しいダノンキングリーVS強力牝馬2頭の構図の画像1

 4月5日、春のG1シリーズ第2弾となるのは大阪杯(G1)。ヴェロックス、クレッシェンドラブは回避が決定し、現状の出走予定馬は12頭となっている。頭数は少ないが、5頭のG1馬が揃い、見応えがありそうだ。

 ブラストワンピース(牡5、美浦・大竹正博厩舎)は一昨年のグランプリホース。6着に敗れた昨年の大阪杯の雪辱を期したい。昨年の同レースは1番人気の支持を受けるも外枠が仇となって伸び切れず、能力を発揮できないまま終わった。また、内伸びの馬場状態も外枠だった同馬に不利な展開となった。

 今年は暮れの有馬記念を回避。確勝を期して臨んだAJCC(G2)を快勝。デビュー最高体重となる546キロながら、格の違いを見せる勝ち方だった。始動戦をしっかりと勝利して、11着に敗れた凱旋門賞(G1)からの復調を印象付けた。

 大阪杯を目標に中間の調整も順調だ。1週前追い切りでは、美浦・南Wで併せて6F81.1秒-11.6秒で駆け抜けた。

 管理する大竹調教師も「帰厩して1本目の追い切りはドタドタと走っていましたが、あのひと追いでピリッとして馬体に締まりも出てきました。いつものパターンで調整ができている」と手応えを感じている。

【大阪杯(G1)展望】「G1馬6頭が競演」昨年6着の雪辱期すブラストワンピース、G1タイトル欲しいダノンキングリーVS強力牝馬2頭の構図の画像2

 ダノンキングリー(牡4、美浦・萩原清厩舎)の全成績は【5.1.1.1】と、G1以外は5戦全勝のパーフェクトだ。ここまでG1レースを3戦しているが、いずれもあと一歩のところで惜敗している。

 今年の中山記念では、G1馬5頭の超豪華メンバーが揃ったが見事に1着を勝ち取ったように能力は足りているだろう。それだけに今度こそG1タイトルが欲しい。

 1週前追い切りでは美浦・南Wで意欲的な併せ馬を行った。一杯に追って、5F66秒2-12秒6の好時計。萩原調教師は「追い切りの動きは良かったし、前走の後も変わりなく順調に来ています」と、悲願達成に向けて準備は整った。

【大阪杯(G1)展望】「G1馬6頭が競演」昨年6着の雪辱期すブラストワンピース、G1タイトル欲しいダノンキングリーVS強力牝馬2頭の構図の画像3

 ラッキーライラック(牝5、栗東・松永幹夫厩舎)は、中山記念でダノンキングリーの2着に敗れたが、休み明けの影響か勝負所での反応が鈍かった。一方、手応えが悪かったにもかかわらず、3着ソウルスターリングを交わし切ったことは評価したい。

 能力の違いでマイルもこなしているが、昨年のエリザベス女王杯(G1)の2200m、香港ヴァーズ(G1)2400mと好走した。現在はマイルよりも中距離に適性がシフトしている印象で、中山記念より1F長くなる大阪杯は歓迎だろう。

【大阪杯(G1)展望】「G1馬5頭が競演」昨年6着の雪辱期すブラストワンピース、G1タイトル欲しいダノンキングリーVS強力牝馬2頭の構図のページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  2. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  3. 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. JRAイチの「豪快王」小島太列伝。愛人、酒席トラブルあっても名騎手、名調教師の生き様に曇りなし
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  9. 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
  10. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客