GJ > 競馬ニュース > NZから緊急帰国
NEW

JRAライバルはD.レーンよりも「同期」!? NZ武者修行の若手が緊急帰国で、旋風巻き起こすか

【この記事のキーワード】, , ,

JRAライバルはD.レーンよりも「同期」!? NZ武者修行の若手が緊急帰国で、旋風巻き起こすかの画像1

 31日、ニュージーランドで武者修行中の小崎綾也騎手が帰国した。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、ニュージーランドでは24日から4週間の競馬開催中止が発表されている。

 帰国した小崎騎手は『日刊スポーツ』の取材に、「ニュージーランドの競走馬は放牧に出ているため、調教を積む必要があります。4週間後に競馬開催が可能になっても、いつ再開されるか、はっきりと分かりません。24日以降は調教にも乗れないため、日本に帰ることを決めました」と話している。

 1月にJRA騎手免許更新のため一時帰国した際に、小崎騎手は「毎日が充実しています。期間を決めずに頑張ります」と意気込んでいただけに、今回の帰国は残念で仕方ないだろう。

 30日、オーストラリアからD.レーン騎手が来日したことが報じられたばかり。小崎騎手も同様に2週間外部との接触を避けて、それから栗東で調教に騎乗する。そして、レースでの騎乗は4月18日から予定している。

 デビュー7年目の小崎騎手は、昨年9月からニュージーランドで武者修行を行っている。2017年にもオーストラリアに4か月滞在経験があり、ニュージーランドは海外2か国目。オーストラリアでの武者修行後は、2018年の函館2歳S(G3)をアスターペガサスで制して重賞初制覇。海外での経験が活かされた日本での勝利だろう。

 今回のニュージーランドでの武者修行中は、現地で順調に勝ち星を重ねたのに加えて、オーストラリアでDr.コパこと小林祥晃オーナーの所有馬に騎乗するなど、貴重な経験を積んでいた。

 今回レーン騎手と同じタイミングでの日本競馬騎乗となるが、小崎騎手にとってはレーン騎手以上に負けられない相手はきっと「同期」だろう。

 その同期とは、29日の高松宮記念(G1)でモズスーパーフレアに騎乗し、G1ジョッキーとなった松若風馬騎手だ。2014年にデビューした騎手の中では最多の重賞6勝を挙げており、ついにはG1制覇と勢いに乗っている。

 デビューの年に最多勝利新人騎手賞を受賞した松若騎手は、同期の中でトップをひた走ってきた。今回のG1勝ちによりトップジョッキーへの階段を上りつつあり、ひとつ上のステージへステップアップしている。

 残念ながら急遽の帰国となった小崎騎手だが、奇しくも同じデビュー7年目の松若騎手がG1を勝利したばかりのタイミング。ぜひ切磋琢磨して、今後の競馬界を牽引して欲しいところだ。

JRAライバルはD.レーンよりも「同期」!? NZ武者修行の若手が緊急帰国で、旋風巻き起こすかのページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【スプリンターズS(G1)】何故「絶好調」ナムラクレアは敗れたのか。レース後、調整過程に起こった変革。まさかの5着に終わった昨年の裏事情とは
  2. スプリンターズS(G1)横山武史「史上2人目」大記録達成に王手! 相性抜群パートナーと臨む舞台で武豊、C.ルメール、川田将雅超えなるか
  3. 東西最終レースに未来のダート女王候補登場か? 武豊主戦のインゼルレーシング所有馬とキャロットファームのドゥラメンテ産駒に熱視線
  4. 全国リーディング6位のトップ騎手が重賞1番人気「11連敗」の泥沼…菊花賞(G1)権利取り失敗の日本ダービー3着馬に黄色信号
  5. 1日5勝の川田将雅さえ霞む池添謙一のW神騎乗! 15番人気→10番人気でWIN5「歴代5位」4億2878万3320円演出&菊花賞切符ゲットの大仕事!
  6. 「武豊超え」に燃える横山典弘、スプリントG1・6勝の名伯楽が「横山マジック」に託す
  7. 凱旋門賞はなぜ「日本の夢」であり続けるか。「名馬の墓場」と世界から侮蔑の眼差しを受けた過去を乗り越えて 〜スルーセブンシーズの孤独な挑戦〜
  8. 「将来が楽しみ」圧巻の勝ちっぷりに川田将雅も絶賛! イクイノックスの名門からまた新たな大物が出現、目指すは来年の三冠競走か
  9. 天皇賞・秋(G1)「最強馬問題」がついに決着か、イクイノックスとドウデュースの直接対決がついに実現…ズバリ勝つのはどっち?【GJ読者アンケート】
  10. 審議長引いた「斜行体当たり」も降着なし 横山武史「コメントしないから!」に現場騒然 「帰国」J.モレイラも心中複雑!?【週末GJ人気記事ぶった斬り!】