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JRAデアリングタクト松山弘平騎手で「オークスOK」!? 騎手の持つ超絶回復力に期待大!!

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 29日、桜花賞馬デアリングタクト(牝3歳、栗東・杉山晴紀厩舎)を管理する杉山師が「スポニチ」の取材に応じた。改めて同馬がオークス(G1)を目標にしていることを明かしつつ、「(松山)弘平が乗れそうで良かったです」と主戦騎手の早期復活を示唆したという。

 26日の京都1Rで、松山騎手は5頭が競走を中止する大きな落馬事故に巻き込まれた。松山騎手が所属する『Risy』の公式Twitterは、当初打撲と伝えていたものの、「念のため検査入院」した結果、仙骨の骨折が発覚。

 すでに退院し、自力で歩くこともできるほどの軽傷だというが、今週末の騎乗はアウト。天皇賞・春(G1)で松山騎手が騎乗予定だったメイショウテンゲンが、幸英明騎手に乗り替わることなどが発表されていた。

「事故を見たときは多くの馬が巻き込まれていることもあり、ヒヤッとしました。元JRA騎手の藤田伸二氏が自身のTwitterによれば、同じく事故に巻き込まれた岩田康誠騎手は、『上腕骨骨折、肋骨数本…それが肺気胸になってるらしい…』とのこと。復帰には時間がかかりそうです。

 松山騎手も長期の戦線離脱を余儀なくされるかと思いましたが、オークスでの騎乗も視野に入っているので、比較的軽症だったようです。不幸中の幸いでしたね。今は無理をすることなく、復帰を目指してもらいたいですね」(競馬誌ライター)

 松山騎手が全治に要する期間は明かされていない。もしかすると場所が場所なだけに、完全復活には予想以上に時間がかかる可能性もあるだろう。だが、過去にも怪我を負った騎手が、予定されていた時期よりも早期に復帰を果たした前例は多く存在している。

 松山騎手は『Risy』の公式Twitterに「もちろん心は折れていません」と力強い言葉を寄せた。その不屈の精神力を武器にリハビリを乗り越え、ターフに戻ってきてもらいたい。三冠牝馬を目指すデアリングタクトはもちろん、ファンもその日が来ることを待ち望んでいる。

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