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JRA武豊ミヤマザクラとのコンビで「24年ぶり」オークス制覇へ! 6週連続G1は嬉しい悩みが尽きない!?

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 28日、桜花賞(G1)で5着のミヤマザクラ(牝3歳、栗東・藤原英昭厩舎)は武豊騎手とのコンビでオークス(G1)に参戦することが明らかになった。なお近2走で手綱を取った福永祐一騎手は、同厩のリリーピュアハートでオークスに挑む。

 前走の桜花賞は惜しくも5着に敗れた。だが、福永騎手は「ずっとノメりっぱなしの中で、よく5着に来てくれました。能力だけで来てくれた感じです」と話しており、どうやら敗因は重馬場にあったようだ。そのため、オークスでの巻き返しに十分期待できるだろう。

 また重賞を制したクイーンC(G3)はマイル戦だったが、勝利した2走目の未勝利戦とマイラプソディの2着だった京都2歳S(G3)で2000m戦は経験済み。それに加えて、父ディープインパクト、兄弟馬が距離をこなしていることを考えれば、オークスでの距離延長も問題なさそうだ。

 何よりこのコンビ結成は武豊騎手にとって、大きな価値があるだろう。

「現在、騎手の移動制限のため土日で異なる競馬場で騎乗することができません。オークスの前日に京都競馬場で開催される平安S(G3)には、武豊騎手のお手馬のロードレガリスが出走予定です。同馬は中央再転入後、ダートで4連勝中の期待馬でしたが、移動制限により騎乗を諦めないといけない状況でした。

 しかし、オークスでミヤマザクラという有力馬の騎乗が叶うのであれば、ロードレガリスに乗れないことはそこまで悲観する必要なさそうですね」(競馬記者)

 武豊騎手が最後にオークスを勝ったのは、1996年のエアグルーヴまで遡る。このコンビ結成は「24年ぶり」の勝利に一歩前進といえるだろう。30代、40代では成し得なかったオークス制覇を50代で達成できるか注目だ。

 そして、この春の武豊騎手の騎乗馬の質は目を見張るものがある。

 桜花賞では2歳女王・レシステンシアとの新馬戦以来の再コンビで挑み、今週末の天皇賞・春(G1)でも有力馬キセキとの初コンビで参戦する。また自身のお手馬でも、3戦3勝で毎日杯(G3)を制したサトノインプレッサとNHKマイル(G1)を予定しており、移動制限の影響で京都新聞杯(G2)の騎乗が叶わないが、6億円ホース・アドマイヤビルゴも手中に収めているのだ。

 また、NHKマイルでサトノインプレッサ騎乗のため、レシステンシアを手放しているのはこれ以上ない贅沢な悩みだろう。これにつられるように自身の成績も、川田将雅騎手、C.ルメール騎手に次ぐリーディング3位と波に乗っている。いい成績を収め、有力馬の騎乗依頼が来る、それでまた結果を出すという好調ループに入ったと言えるだろう。

 51歳となった今でも衰えを感じさせないレジェンド・武豊騎手。今週から始まる6週連続G1での活躍は待ったなしか。

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