真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.05.27 20:00
JRA日本ダービー(G1)福永祐一「不安なし」コントレイルが無敗の2冠に挑むも、やはり思い出される「8年前の悪夢」……
編集部
31日、競馬の祭典・日本ダービー(G1)が開催される。残念ながら無観客での開催となってしまったが、3歳馬の頂点を決める楽しみなレースであることに変わりはない。今年の主役はやはり無敗の皐月賞馬コントレイル(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)だろう。
無傷の3連勝で制したホープフルS(G1)以来の実戦で皐月賞(G1)に挑んだコントレイル。行き脚がつかず“想定外”の後方からのレースとなったが、3角から外に持ち出し進出を開始。そのまま大外一気で、同じく無敗馬のサリオスを退けて優勝を飾った。
ロスなくインを立ち回ったサリオスに対して、予定通りではない後方の位置取りから大外を回したコントレイルが無敗馬対決を制した価値は大きいだろう。ディープインパクト以来の無敗の2冠がかかるコントレイルが日本ダービーで1番人気に推されることは、ほぼ確実といった状態だ。
そんなコントレイルについて福永祐一騎手は「馬について不安はない」と強気な姿勢だ。ダービージョッキーが自信をみなぎらせているのは、それだけコントレイルへ厚い信頼があるということだろう。
“馬に不安がない”と話している一方で、福永騎手に不安がないとは言い切れないのが正直なところかもしれない……。
2018年にワグネリアンでダービーを勝利した福永騎手。通算19回目の挑戦での悲願達成であった。前走の皐月賞でワグネリアンは1番人気に支持されるも7着に敗れたこともあり、ダービーでは人気を落とし5番人気での出走となった。だが、レースは好位外めの追走から、直線で抜け出しを図った福永騎手の好騎乗が光る勝利だった。
PICK UP
Ranking
17:30更新- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
- 【天皇賞・春】横山典弘「前ポツン」にファンは狂喜乱舞? 20年前の逃亡劇再現あるか……マテンロウレオ陣営も不気味なコメント
- JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
- 【天皇賞・春(G1)】武豊×ドウデュースの復活勝利も霞むC.ルメールの神騎乗! 「死枠」克服を完璧に読み切った古馬王道路線の鬼が降臨
- C.ルメール「ダービーは絶対大丈夫」復帰いよいよ秒読み! ドウデュース武豊と同じく騎乗数セーブ予想も…春G1で復活インタビューとなるか
- “ルメール依存症”が日本ダービーにも影響?春のG1シーズンで思わぬ誤算…「28連敗」の敏腕トレーナーに試練のトライアル
- 【天皇賞・春】関東クラシック馬タスティエーラ、ドゥレッツァVS関西テーオーロイヤル、ディープボンドら最強ステイヤー軍団。激戦の鍵を握る“第3の刺客!?”
- 【天皇賞・春】菱田裕二「師弟コンビ」で悲願の初G1制覇へ! 川田将雅、C.ルメール不在もチャンス、「勝率5割」のデータが人馬を後押し
- JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
- 本命馬が出遅れたら「自分の勘を疑うべき」なのはなぜか?キャプテン渡辺が考える「今日はダメだサイン」2つ【徒然なる神のくず競馬トーク】
関連記事
JRA日本ダービー(G1)に「10年周期の法則」、今年も“発動”ならコントレイル・サリオスは大ピンチ!かわって浮上するのは7番人気の馬?
JRA坂井瑠星「モズアスコットの屈辱」から2年。日本ダービー(G1)サトノインプレッサで“藤田菜七子世代”初のダービー騎乗!
JRA日本ダービー(G1)ワーケアはフィエールマン級!? 「ルメール×手塚」だけじゃない! 先輩僚馬と同じ臨戦過程で大舞台に挑む!
JRAサリオス「痛恨」レーンにまさかのマイラー疑惑! 日本ダービー(G1)距離不安は馬だけではない!? 打倒コントレイルに大きく後退か
JRA日本ダービー(G1)兄は「ダービー1番人気」ヴェルトライゼンデが8年前の雪辱を期す! ワールドプレミアは“未経験”の「左回り」への対応がカギ