GJ > 競馬ニュース > 「9年前」の波乱を再現する!?
NEW

JRA「9年前」の波乱を再現する!? CBC賞(G3)阪神開催は史上2度目、前回「10万馬券」の立役者から浮かび上がる1頭とは

【この記事のキーワード】,

JRA「9年前」の波乱を再現する!? CBC賞(G3)阪神開催は史上2度目、前回「10万馬券」の立役者から浮かび上がる1頭とはの画像1 5日、阪神競馬場で第56回CBC賞(G3)が開催される。例年であれば中京競馬場で開催されるレースだが、今年は11月から京都競馬場の改修工事が始まる関係で変則スケジュールとなり阪神競馬場での開催となる。

 夏のハンデ重賞ということで荒れるイメージのあるレースだが、意外にも過去10年の勝ち馬はすべて4番人気以内と、下馬評通りの結果となっているのだ。その一方で、2~3着には7番人気以下の馬が10頭入っており、ヒモ荒れしやすいレースであることがわかる。

 本来であれば、過去の傾向から狙いの穴馬をあぶりだすのが良いのだが、今年は阪神開催のため中京開催とは傾向が同じとは限らない。そのため、今年で56回目を迎えるCBC賞が、唯一阪神競馬場で行われた2011年のレースを振り返りたい。

 1番人気に支持されたのはトップハンデ58.5キロのダッシャーゴーゴー。それに続いて3歳牡馬で52キロという軽ハンデのツルマルレオンが2番人気に推された。レースは良馬場発表で行われたが、天候は雨。パンパンの良馬場とは言えない状態で行われた。

 まずハナを切ったのは前年覇者で4番人気のヘッドライナー。前半3ハロン33秒8の淀みない流れでレースは進んだ。中団後方寄りでレースを進めたダッシャーゴーゴーは4コーナーから徐々にポジションを上げていく。そしてゴール手前で逃げ粘るヘッドライナーをきっちり捉えて優勝を飾った。その一方で、後方から追い込んだツルマルレオンは8着に敗れた。

 結局は1番人気、4番人気での決着となったが、注目すべきは3着に13番人気タマモナイスプレイが入ったことだ。2番手からレースを進めた同馬は内をロスなく回り、最後はダッシャーゴーゴーに交わされたが、3着に残している。この結果、3連単の配当は11万1610円という高額配当が飛び出したのだ。

 今年のCBC賞でも、タマモナイスプレイのような馬を狙いたいところだろう。そんな穴馬候補がグランドロワ(牡6歳、栗東・鈴木孝志厩舎)だ。

 実は、グランドロワとタマモナイスプレイには多くの共通点がある。

 まずは、出走時の馬齢が6歳、さらに前走から距離短縮でCBC賞に挑む点も同じだ。また、ハンデも56キロだったタマモナイスプレイに対し、グランドロワは1キロ軽い55キロで出走できるのも魅力的だろう。

 そして最もセールスポイントとなるのが逃げ馬という点だ。

JRA「9年前」の波乱を再現する!? CBC賞(G3)阪神開催は史上2度目、前回「10万馬券」の立役者から浮かび上がる1頭とはのページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  2. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
  7. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
  10. 武豊「こんな馬ではない」アルテヴェローチェ不完全燃焼!レースレベルに疑問残るも…川田将雅「4コーナーで勝つと思いました」の明暗