JRAラジオNIKKEI賞(G3)武豊パラスアテナは「馬券圏外」!? 梅雨のハンデ重賞は「激走穴馬」が勝負のカギを握る! 激アツ強力現場情報をもとに「6点」で高額配当を狙う!
5日、福島競馬場でラジオNIKKEI賞(G3)が開催される。一昨年にはフィエールマンも同レース2着から菊花賞(G1)を優勝。今では天皇賞・春(G1)を2連覇するなど、日本を代表するトップホースだ。今年も、菊花賞、秋華賞(G1)を目指すうえで重要な1戦となりそうだ。
その一方で、3歳限定重賞では初のハンデ戦となるため、馬券検討においては難解な側面を持っている。過去10年で5番人気以内の決着は、中山開催だった2011年の1度だけ。福島開催ではすべて人気薄が馬券に絡んでおり、13年には3連単で90万馬券が飛び出したほどである。
また、今年は「逃げ馬多数」のメンバー構成と「梅雨の天気」も重要な予想のファクターとなるだろう。
先週の宝塚記念(G1)では「◎」クロノジェネシスだったが、馬券はハズレ。「△」メイショウテンゲンが5着に入ったのが、精神的にはせめてもの救いだった。今回、「強力現場ネタ」からハンデ重賞・ラジオNIKKEI賞(G3)をハナビ杉崎が攻略する。
まず、「◎」はルリアン(牡3歳、栗東・佐々木晶厩舎)だ。
父キズナも管理した佐々木調教師が送り出す期待の1頭。昨年7月の新馬戦で2着に敗れた後、骨折が判明して休養を余儀なくされた。だが、復帰後は強い内容で2連勝しており、菊花賞を目指す上でここでは負けてはいられないだろう。
「前走は悠々と抜け出してくれました。まだまだ余裕が感じられ、ポテンシャルの高い馬です。大型馬ですが、ゲートやレース運びのセンスが抜群です。今回の課題は小回りコースと速い流れになった時の対処ですね。ただ、今後は大きいところを狙っているので、対応してもらわないと困りますね」(厩舎関係者)
キズナ産駒はディープインパクトと違い、馬場不問でオールマイティーな活躍をしているのが強み。春のクラシック制覇とはならなかったキズナ産駒の素質馬が、秋の大一番の前にまず重賞制覇を狙う。
次に、「〇」はパンサラッサ(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)だ。
ホープフルS(G1)で6着、弥生賞(G2)で9着と重賞では結果を出せなかったが、前走は自己条件となる1勝クラスを快勝。手薄となる今回のメンバーでは実力上位だろう。
「前走は展開が向いたとはいえ、逃げて2馬身半差の勝利。気分良くハナを切るのがベストなようですね。どうやら陣営は『頭数が手頃という情報が入ったので出走を決めた』という話です。しかし、逃げ、先行馬が揃ったことは想定外だったみたいですね。母系は欧州血統で、実際に不良馬場のレースを楽勝しており、極悪馬場になればより面白い存在になりそうです」(競馬記者)
マイナスとなるのが8枠に入ったこと。他にも多くの逃げ馬が出走するため、ハナを切れるかが勝負の分かれ目となりそうだ。だが、馬場状態が悪くなればなるだけ期待が持てるため、荒天を願いながら対抗に指名する。
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