GJ > 競馬ニュース > 武豊が凱旋門賞参戦で「鞍上問題」山積み
NEW

JRA武豊が凱旋門賞参戦で、国内レースは「鞍上問題」山積み。お手馬多数の秋華賞(G1)よりも、「死活問題」はアノ馬か……

【この記事のキーワード】, ,

JRA武豊が凱旋門賞参戦で、国内レースは「鞍上問題」山積み。お手馬多数の秋華賞(G1)よりも、「死活問題」はアノ馬か……の画像1

 17日、武豊騎手が凱旋門賞(G1)にジャパン(牡4歳、愛・A.オブライエン厩舎)で参戦することが明らかになった。同馬をクールモアグループと共同所有するキーファーズが公式サイト『キーファーズサロン』で発表した。

 同サイトによると、オブライエン調教師は「距離延長、ロンシャン競馬場で条件は良くなり、馬の状態も先週のレース後問題なく、レースまでにしっかり仕上げたい」と意気込んでいるようだ。

 武豊騎手の凱旋門賞参戦はジャパンの出走次第という条件だったため、「使うのなら行きたい」と意欲を見せていた。正式に出走が決まったことで、レジェンドも一安心のはずだ。3年連続9回目の挑戦となる武豊騎手は、同レースに出走する日本馬ディアドラとともに注目を集めることになるだろう。

 だが、武豊騎手はフランス遠征をすることによって、帰国後に2週間の自主隔離が待っている。10月4日に凱旋門賞が行われるため、最低でも10月18日の秋華賞(G1)までは日本での騎乗が出来ないことになるのだ。

 そこで気になるのは、武豊騎手のお手馬の行方だろう。

 今週のローズS(G2)に出走するデゼルは権利獲得次第だが、先週の紫苑S(G3)で2着のパラスアテナは秋華賞に向かうことが決まっている。また、オークスで武豊騎手が手綱を取ったミヤマザクラも直行で参戦予定のため、秋華賞は最大で3頭の出走馬の鞍上がポッカリと空くことになるのだ。

「リーディング上位の騎手は秋華賞の騎乗馬が決まっている状態です。川田将雅騎手はリアアメリア、松山弘平騎手はデアリングタクト、横山武史騎手はウインマリリンなど、お手馬がいます。紫苑Sで優先出走権を獲得したシーズンズギフトは参戦を表明していませんが、C.ルメール騎手はローズSでフアナに騎乗予定で、本番はどちらかに騎乗する可能性が高そうです。

ただ、福永祐一騎手はローズSでリリピュアハートに騎乗しますが、優先出走権が付与される3着以内に入れなかった場合は2度コンビを組んでいるミヤマザクラという可能性もあります。それでもパラスアテナの鞍上は確実に空いているので、騎乗馬が決まっていない騎手にとってはチャンスですね」(競馬記者)

 スプリンターズS(G1)はグランアレグリア、ダノンスマッシュ、ミスターメロディが主戦騎手の手綱に戻ることになった。これにより、騎乗が叶わなかった池添謙一騎手、三浦皇成騎手、北村友一騎手に、もしかするとビッグチャンスが訪れるかもしれない。また、同レースに出走予定のダイアトニックの鞍上も未定となっていることも見逃せない。

 そして、もうひとつ忘れてはならないレースが存在する。

JRA武豊が凱旋門賞参戦で、国内レースは「鞍上問題」山積み。お手馬多数の秋華賞(G1)よりも、「死活問題」はアノ馬か……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA戸崎圭太「自主隔離中は英語の勉強をしていました」ディープモンスターとのコンビも決定! 40歳を超えて遂げた「新たな変化」とは
  2. JRA横山和生「美人過ぎる」あの有名バレットと結婚してた!? 当時は競馬ファンの間でも話題、タイトルホルダー活躍の裏に「内助の功」効果バッチリ
  3. 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
  4. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. アーモンドアイ「弱点」はアウェーの洗礼!? ドバイターフ(G1)へ国枝栄調教師が語る「懸念」と「ドバイのルール」に飲まれた日本最強馬
  7. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  8. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  9. 「怒りの矛先は騎手でもいいよ」ダノンデサイル調教師の“横山典弘愛”が凄い!「競馬だから仕方ない」「最悪の流れ」呼び込んだ浜中俊の選択
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬